高知県は、県内12JAと5連合会が1つになり、高知県全域で事業を展開する「高知県農業協同組合(愛称:JA高知県)」に、平成31年1月1日に変わる。
それによって、「JA四万十厳選にこまる」というブランド米は、農協名が存在しなくなることから、平成31年1月1日からは使用できなくなる。
今のままだと、30年産米の新米販売が始まった時には、まだ「JA四万十厳選にこまる」であるが、新年になったとたんに、新しいブランド名に強制変更となる。
しかしそれだと、購入している消費者を混乱させてしまう可能性がある。
で、あるのなら、30年産米の新米販売の時点で、新しいブランド名での販売をしたい。
さらに、新米時期に恒例となっている、マスメディアの新米特集にも対応させるとしたら、7月上旬までにブランド名が決まっていなければ外されてしまう。
と言う事は、あと4ヶ月しか時間が無い。
高知と言うと、大きすぎて地域が見えない。
四万十と言うと、消費者は四万十市をイメージしてしまい、四万十町は出てこない。
高南台地だと、判りにくいだろう。
仁井田米というと、消費地では仁多米と間違われやすい。
さらに、香り米と間違われてしまうこともある。
消費者の耳に残る、新しいブランド名。
そうそう簡単に出来る物ではない。
しかし、タイムリミットは近づいている。