寝ていて、頭の中が勝手にデフラグされていた時に、「ブランド米を作りたいから」と、自分を訪ねて来たり、自分が行って教えた産地の、ブランド化シートや戦略等が、解析中のパソコンのモニターのデータように、頭の中を流れていった。
表紙しか作れなかった産地。
目次を作って終わってしまった産地。
1章で終わってしまった産地。
2章で終わってしまった産地。
最終章直前で終わってしまった産地。
計画まで作って終わってしまった産地。
動き始めたのに止まってしまった産地。
具体的な戦略を作ったのに終わってしまった産地。
等が、頭の中を、ザァ~っと流れていった。
産地が動くか動かないかは、産地の考え方であって、自分にはどうする事も出来ない。
自分としては「勿体無い」と思っても、どうにも成るものではない。
ただ、結果が出ない、出せない産地の共通点は、色んな人たちを呼んだり、会ったりして、色んな意見等を聞いて、その場では判った様な事を言っていながらも、毎回それで終わってしまっている産地である。
何回、何百回聞こうが、やらないのであれば、全く意味がない。
掛け声ばかりでやらないから、試していないから、1つも結果が出ていない。
頭の中を流れていった産地は、生き残れるのだろうか?