こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

流れていった産地

2018年03月12日 19時52分53秒 | Weblog


寝ていて、頭の中が勝手にデフラグされていた時に、「ブランド米を作りたいから」と、自分を訪ねて来たり、自分が行って教えた産地の、ブランド化シートや戦略等が、解析中のパソコンのモニターのデータように、頭の中を流れていった。

表紙しか作れなかった産地。
目次を作って終わってしまった産地。
1章で終わってしまった産地。
2章で終わってしまった産地。
最終章直前で終わってしまった産地。

計画まで作って終わってしまった産地。
動き始めたのに止まってしまった産地。
具体的な戦略を作ったのに終わってしまった産地。
等が、頭の中を、ザァ~っと流れていった。

産地が動くか動かないかは、産地の考え方であって、自分にはどうする事も出来ない。

自分としては「勿体無い」と思っても、どうにも成るものではない。

ただ、結果が出ない、出せない産地の共通点は、色んな人たちを呼んだり、会ったりして、色んな意見等を聞いて、その場では判った様な事を言っていながらも、毎回それで終わってしまっている産地である。

何回、何百回聞こうが、やらないのであれば、全く意味がない。

掛け声ばかりでやらないから、試していないから、1つも結果が出ていない。

頭の中を流れていった産地は、生き残れるのだろうか?
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キャンペーン

2018年03月12日 15時22分42秒 | Weblog


2016年の日本テレビ「満点☆青空レストラン」で紹介した、青森県の新品種「あさゆき」の、知名度アップキャンペーンを始めました。

節減対象農薬:当地比5割減。
化学肥料(窒素成分):当地比5割減。
栽培地域:田舎館村
生産者:稲華会

テレビで紹介した地域・生産者のお米です。

「あさゆき」は、話題の低アミロース米です。
炊飯米は、口に含んだ時は、やや粘りが強く感じますが、切れが良く、重たさがありません。
米粒は、優しく柔らかい食感です。
冷めても、炊き上がりの食感を保っています。

ほぼ、一般流通していない、貴重な新品種ですので、この際に、一度食べ比べをしてみて下さい。

キャンペーン対象量は、3トンのみとなります。
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資料作り

2018年03月12日 09時44分51秒 | Weblog


3月22日に田舎館村で開催される、田舎館村「売れる米づくり」研修会の資料を、今日から作り始める。

基本的な部分は、南魚沼で使用した講演資料を使うが、それでも追加する部分が多い。

何故なら、色々な産地で講演する時に「青天の霹靂」や「あさゆき」について話す事はあっても、青森県について話す事は無いからである。

結果、簡単に考えていたのだが、資料作りに時間がかかるかも。
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外来種

2018年03月12日 01時00分34秒 | Weblog


外来種を使った無農薬・無化学肥料栽培に価値なんてあるのだろうか。

米屋ではなく、本当は、環境保全の仕事をしたかった自分なので、自然に付加をかける栽培は、どんなに品質が良くても、どんなに食味が良くても認めない。

タニシを使用しての除草には賛成であるが、そのタニシが外来種であるのなら賛成出来ない。

圃場に、どんなに沢山の生き物がいても、それが在来種ではなく、外来種ばかりだったら、完全に生態系は破壊されているから、その圃場には1円の価値も無い。

自然に入り込んでしまった外来種は仕方がないが、わざわざ持ち込む愚かな人たちがいる。

自分の身勝手で、溜め池、ダム、川に外来種を放す、捨てる人たちがいる。

今日、圃場にジャンボタニシを放して、除草をして、無農薬・無化学肥料で栽培しています。と言われた。

何が無農薬だ。
何が自然に優しいだ。
何が環境を守っているだ。
何が自然農法だ。

お前がやってる事は、日本の生態系を破壊しているじゃないか。
貴重な在来種を、絶滅に追い込んでいく、最悪の農法じゃないか。

日本の自然や環境を守ると偉そうにいうのなら、圃場で外来種を使うな。
畑で、外来種を育てるな、栽培するな。

言っている事と、やっている事が、正反対じゃないか。

お前がやっているブランド米は農薬を使うが、俺の農法は農薬を使わない。
偉そうに言ってる、お前が間違っている。
と言われた。

確かに自分のブランド化戦略では、自然に付加がかからない、最低限の農薬は使用する。
使いたくて使っている訳ではない。
外来種の繁殖を、これ以上させないためである。

農薬を増やせば、外来種は淘汰出来るが、自然に付加がかかり過ぎる。
自然に付加をかけないとなると、抑えるのが精一杯なのだ。

外来種を使っている限り、日本の自然や生態系を守っているなんて言うな。
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