お昼をまたいで、新グループ構想を言った事で、「再起動ですね」と、メッセージが届いているが、以前の「超米屋」とは考え方が違うので、「再」じゃ無いと思う。
お昼をまたいで、新グループ構想を言った事で、「再起動ですね」と、メッセージが届いているが、以前の「超米屋」とは考え方が違うので、「再」じゃ無いと思う。
なぜ、新グループは、各産地をメンバーにし、さらに異業種までメンバーにするのか。
現在、各産地が、同じ問題を抱えていて、同じ事で苦しんでいる。
つまり、他の産地の問題は、自分の産地の問題でもあるのだ。
なら、個々の産地ごとに話し合うのではなく、全員が一緒になって考えた方が、答えが出る可能性があると思う。
であるが、産地によっては、秘蔵の栽培技術などがオープンになってしまうから困る、と考えるかもしれない。
しかし、それについては、もう問題ない。
自分たちのオリジナル栽培や技術は、既に自分たちが作ったFacebook等で、消費者に対して発信をしている。
何処の産地がオリジナルなのかは、文字となって広がっていて、それを見ている消費者は、それを正しく理解している。
それに、栽培していれば判るはずである。
いまから新しい農法に変えようとすると、どれだけ時間がかかるかを・・・
その間に、既に限界を超えている農業は、さらに悪化をしていく。
今となっては、新しい挑戦はリスクが高すぎる。
それよりも、今までやってきた農法を、確実なものに仕上げる事が最良だと思う。
歯止めがきかなくなっている産地の衰退を、どうやってでも、ここで食い止める事が必要である。
そのためには、東西南北を超えて、平野と山間地を超えて、産地と消費地を越えて、業界も飛び越えて、全ての産地の問題を、1つでも多くの頭で考えてもらい、打破していきたいと考えている。
昨日の夕方、差別化米・こだわり米を中心に取り扱っている「はくばく 旧:和穀の会」と、打ち合わせ等をしていて、その最後に、自分が作って自分が手放した「超米屋」に代わる、新グループを作ろうかと検討している事を言った。
「超米屋」は、30年先を見据えた新しい米屋のためのグループであり、各産地の差別化米などを販売を繰り返していく事で、新しい米屋としての存在を作って行こうとしていた。
しかし今自分が考えている新グループは、各産地の差別化米の販売は当然していくが、それよりも産地との情報交換を中心として、産地にとって今問題となっている事、必要としている事。
さらに、米屋として今問題となっている事、必要としている事を、SNSを使ってお互い話し合い続ける事で、お互いが活性化するための切っ掛けやヒントが見つからないだろうかと考えている。
各産地にはFacebookなどを使って、産地情報の発信をお願いしているが、現実、殆どの産地が出来ていない。
なので、産地からの発信を待っているだけでは、産地が考えている事や伝えたい事などが判らないので、産地の活性化も出来なければ、お米の販売量も増やしてあげる事が出来ない。
これでは、もう先に進めない。
だから、新しく秘密のグループを作り、表では書いたり言ったりすることが出来ない本音の部分を、あえて気楽に話し合い、お互いにとって意味がある場を作りたいと考えている。
なので当然、この秘密のグループは、米屋と産地という狭い枠ではなく、異業種の参加も可能にしたい。
米屋を飛び越え、米卸を飛び越え、産地を飛び越え、お米の将来について、真剣に考える人たちを迎え入れて構成したいと考えている。
不参加となる人は少ないだろうとは思うが、自分の考え方に否定ばかりする人や、協力をしてくれない人、産地の活性化を望まない人は、参加できない。
参加してから、意見が食い違い過ぎる人については、グループから外れてもらう事もある。
もう少し、頭を整理してからグループを作ることになると思うが、4月中ごろから声掛けを始めて、4月末までには秘密のグループが立ち上がればと考えている。
グループ名は、自分が主体となって動くことになると思うので、「SPR Network」とする予定。