こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

神代

2018年03月14日 14時28分51秒 | Weblog


スズノブの店舗内には、他店ではまず見る事が無い、1100×1500mmという巨大な看板が4枚設置されている。

その中の1枚が「神代あきたこまち:神代 今擦り今搗きじゃんご米 あきたこまち」である。

今日の15時からの「箱入り娘ゆめおばこ」の打ち合わせに同席して、ついに、「神代あきたこまち」を再ブランド化するための打ち合わせをする。

4月までには、まず産地からの発信を始めたい。
ブランドシートも作ってきているはず。
今秋の新米を目指して、一気に駆け上がりたいとは思っている。

問題は、産地の体力次第だろう。
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15時から

2018年03月14日 14時08分14秒 | Weblog


圧倒的に文字数が多く、賛否両論ある、秋田県JA秋田おばこでブランド化を進めている「箱入り娘ゆめおばこ」のリーフレット。

今日の15時から、このリーフレットの中にあるブランドシートや、ブランドの考え方などの修正をする。

デビューが日本テレビの「満点☆青空レストラン」であった事から、デビューと共に全国に対して販売をしなければならなかった。
なので、「箱入り娘ゆめおばこ」のブランド化戦略は、始めから、かなりハードルを高く設定していた。
よって、今回の修正は、微調整程度に留まると思う。

大きく変わるのは、今年の天候に合わせた栽培の部分だろう。
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自分のせい

2018年03月14日 13時40分32秒 | Weblog


生産者と話していて、「あの新品種は、自分も作ってみたけど、美味しくない。やっぱりコシヒカリを超えるお米は無い」って言いきられた。

それは本当なのだろうか。

新品種と言っていることから、まだ栽培経験として1~2年だろう。
それで、新品種の特徴を、最高レベルにまで引き上げる栽培は可能なのだろうか。

自分は、「生産者の方が、まだ上手に栽培できていないんじゃないの」と思ってしまう。

新品種であれば、コシヒカリの栽培方法とは違うだろう。
と言う事は、普及員等から、その新品種にあった栽培指導を受けなければならないだろう。
ちゃんと、言われた通りに栽培しているのだろうか。

そもそも、その新品種は、コシヒカリとは特徴が異なる品種である。
そして、その特徴は、その県には今まで無かった特徴である。

コシヒカリと比べれば、当然違和感となるのは明らかである。
美味しいか美味しくないのかの判断も判れることだろう。

コシヒカリに慣れていると、その違いをプラスと考えない生産者は多い。
なぜなら、コシヒカリが絶対だからである。
コシヒカリが全てで、それ以外は美味しくないと感じてしまう生産者が多いからである。

だからこそ、新品種については、産地だけの評価をしてはいけないのである。

美味しいか美味しくないかは、消費地での評価を知るべきである。
日本中の産地・地域・品種が集まっている消費地での評価は、その新品種の可能性までも教えてくれる。
だから、生産者1人で、栽培から販売までをやってはダメなのだ。
それだと、消費地の情報は手に入らないからだ。

生まれたばかりの新品種を、産地の生産者が「駄目だ」と見下すというのは最悪だと思う。
さらにそれを、SNSを使って批判してしまうのは、もっと最悪だと思う。

まだ将来が判らない新品種。
栽培に慣れてくると、もっと品質も特徴も引き出てくるかもしれない。
コシヒカリを超える品種に育つかもしれない。

その可能性を、産地の生産者が潰そうとしているのと同じだからだ。

SNSと言うのは、文字で残る。

もしその新品種が、これからコシヒカリを超える品種に、本当に育ってしまったとしたら。
その新品種を批判した生産者は、美味しくないと言い切った生産者は、その新品種を栽培するのだろうか。
栽培して、素晴らしい品種だと褒め讃えるのだろうか。
それとも、頑なに新品種を栽培しないで、コシヒカリを栽培し続けるのだろうか。

自分は、批判している新品種は、絶対に売れる品種だと思っている。
それは、消費者の反応からも判る。

数年後の、その生産者のSNSの投稿が楽しみである。
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