こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

箱物だから

2018年03月30日 18時22分08秒 | Weblog


どんなに価値がある棚田でも、どんなに価値がある田園風景だろうが、全ては、誰も来ない田舎によくある「箱物」と変わらない。

なので、ほとんどの消費者は、1回行けば満足してしまう。

だから産地は、箱物にしないための努力をし続けなければならない。

待っていても、消費者は絶対に来ない。
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戻らない

2018年03月30日 18時00分28秒 | Weblog


産地の生産者は、馬鹿にするよりも、まずはドローンを飛ばして、自分達の田園風景を見てほしい。

その田園風景は綺麗だろうか。
孫や曾孫に自慢出来るだろうか。
消費者が来た時に、誉めてくれるだろうか。
そして、インスタ映えするだろうか。

田んぼの中を突っ切るアスファルトの道路。
新しい住宅地。

逆に
放置された田んぼが続く光景。

産地が考えるべき事は何か。
産地がやるべき事は何か。

もう一度、考えてほしい。

壊してしまった歴史は、二度と戻らないのだから。
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記録を

2018年03月30日 17時45分13秒 | Weblog


昔からの田んぼや歴史ある棚田には、舗装道路はなかった。
環境を守るとは、歴史と文化と風土を守る事でもある。

確かに、環境だけをいっていても、生活は出来ない。
だから、地域一体で、真剣に考えかなければならないのである。

自分が各産地に対して、ドローンを飛ばして、今の景観を記録するようにお願いしている。
その理由は、どんなに価値がある景観でも、10年以内には、ほとんどがコンクリートで覆われてしまい、歴史が途絶えるからである。

自分の孫や曾孫に、無くなった昔を語っても、伝わらないし、もはや意味がない。

破壊したものは、二度と戻らない。
見せかけは愚かなだけ。

便利は破壊を伴う。

無くなる前に、失われる前に、せめて記録は必要だろう。
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もう無視

2018年03月30日 16時59分21秒 | Weblog


某お米屋さんの、お米の研ぎ方や保存のやり方が、スズノブさんがテレビで紹介しているやり方と、かなり違っていて、ビックリした。というメールが届いた。

産地の特徴や品種の特徴を、消費者に理解してもらうためには、お米の保存や研ぎ方は統一した方が良い。

だから自分の研ぎ方は、きちんと分析もしてもらい、その結果をマスメディアで紹介してもらったりもした。

なのだが未だに、俺流を言っている米屋がいる。

正直、「この時代に、アホじゃないの」と思うが、こういう米屋は、言っても絶対に聞かない。

言っても面倒臭いだけ。
だから、完全に無視する事にしている
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基本データの追加

2018年03月30日 14時18分59秒 | Weblog


秘密のグループ「SPR_Network」に参加する際の条件として、個人が特定できる基本データ(個人名・所属・課)が必要となります。
名前だけしか登録されていない人は、このグループに参加する事は出来ませんので、4月上旬までに、基本データの追加をしてください。
(または、新しく専用の登録をしてください)

色々な産地の人と色々な問題を考え、話し合ったり提案などをする場合に、必要となるかもしれないからです。
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石見銀山ブランド

2018年03月30日 13時46分55秒 | Weblog


島根県で開催された「ご縁三国結び米」の出荷反省会と、地元で協議した結果をから修正した、石見銀山地区本部の「つや姫」と「コシヒカリ」の、ブランドシートが届いた。

石見銀山の特徴は「棚田らしさ」。
なのだが、今まで、その特徴が活かされていない。
なので今回、大幅な栽培方法の見直しが必要となった。

栽培方法を見直すとなると、当然、選別や品質の見直しが必要となる。
したがって、ブランド米の整理をした。

ブランド米の頂点に位置付けしていた「氷感熟成」を中止。

今までは「つや姫」だけであった「巨木・ご神木・棚田米」の栽培方法をレベルアップ。

更に、「石見銀山コシヒカリ」も栽培方法を変更して、「巨木・ご神木・棚田米」にアップ。
これにより、「石見銀山コシヒカリ」は、基本的に無くなり、「巨木・ご神木・棚田米コシヒカリ」となる。

つまり、石見銀山地区本部のブランドは、
「巨木・ご神木・棚田米つや姫」
「巨木・ご神木・棚田米コシヒカリ」
「石見銀山つや姫」
の3つに整理される事となる。
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参加出来ない人

2018年03月30日 11時21分44秒 | Weblog


先ほど投稿した「SPR_Network」のメンバーについての投稿に対して、「参加できない人のルールはありますか」という問い合わせが来た。

「SPR_Network」は、大きく言うと「産地の将来を考えていく場」なので、出来る出来ないという事ではなく、まずは考えてみる事から始まる。

よって、参加できない人は
マイナス的な考え方しか出来ない人。
場を掻き回す人。
産地に対して否定的な人。
JAを否定している人。
ブランド化を望まない人。
低価格米ばかりを求める人。
コンテストなどにこだわる人。
自分のお米ばかりを売りたい人。
等は、確実に参加できない。

始めは判らないので参加してもらうかもしれないが、ふさわしくないと判断した段階で、地位や立場などは関係なく、メンバーから外れてもらう事になる。
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メンバーは

2018年03月30日 10時22分26秒 | Weblog


少し前に自分が提案した「SPR_Network」について、「1団体で参加できる人数は何人ですか」という質問が来た。

1JAとして考えた場合、最少1人、基本的には米穀課全員、最大は全職員である。
当然、地域の普及員にも参加してもらうし、普及員の配置換えがあっても登録抹消はない。

SPRでブランド化している産地だけでも、ゆうに10産地以上ある。
現在の考え方は、全ての産地に参加してもらう予定なので、それだけでも膨大な人数となる。

当選、管理できるのかという問題が出てくる。

しかし、今までやっていて
会話に参加する人は参加する。
会話には参加しないが、閲覧だけしている人。
登録だけして、全く参加しない人等
様々である。
なので、人数については問題ない。

作ろうとしている秘密のグループは「全員で考える場」である。
他県が抱えている問題は、自分の産地が抱えている問題。

1人で考えていても、答えが出せる筈はない。
1人では、既に限界となっている事は判っている事だろう。
だから、県を飛び越えて、地域を飛び越えて、全員で考えるのである。

SPRで取り組んでいるJAは、他県で同じSPRでブランド化を進めているJAとの交流がある。
同じ問題を抱えている事も理解しているだろう。
でも、その問題について、話し合ってはいないと思う。

それが出来る環境を作るのが「SPR_Network」だと考えてくれても良い。
たとえば、高知県の「JA四万十」が、東北最大の「JA秋田おばこ」に相談するというのは、現実では、まず有り得ないだろう。

雪室貯蔵でも「JA北魚沼」と「JA新すながわ」の施設は違う。
どちらが有利と言う問題ではなく、雪室貯蔵の効果を知ってもらうためには、協力が必要である。

様々な問題について、上下左右関係なく、自由に話し合いをしてもらいたい。
その場が、秘密のグループ「SPR_Network」である。

立ち上がったら、SPRでブランド化を進めている産地は、全員参加してもらいたい。
地域でブランド化を進めている行政の参加もお願いする。
さらに、お米の将来について、真剣に考えている人たちの参加もお願いする。

準備が出来たら、声掛けをするので、今しばらくお待ちください。
立ち上げの参考になりますので、産地としての質問がありましたら、声をかけてください。
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