こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

最後は、やはり売りばなんだ

2010年10月08日 23時01分44秒 | Weblog
7日に、千葉県香取市佐原で「ちば農業未来塾」が開催され、自分は「消費者が求める米をつくろう」という講演をして、その後に、茨城県の「うまかっぺ」ブランド米のブランド計画の講演があった。

「うまかっぺ」といえば、お米に関心がある人なら、まず一度は聞いたことがあるブランド米であろう。
当然自分も知っているし、関心があるブランド米なのだが、米屋で販売するというよりも、通販や産直というイメージが強かったし、自分が知っている「うまかっぺ」のブランド計画は、数年前のものだったので、まだ「穴がある」という印象を受けていたので、触らないままでいたのだ。

ところが今回、改めて「うまかっぺ」のブランド計画を聞いてみると、ほぼ完ぺきと言えるほどにブランド化計画が出来上がっていたのだ。
それを聞いていて思ったのが、「なぜここまで出来上がっているのに、もっと上に登れないのか」ということ。

もしも自分が、この計画のままで「うまかっぺ」を動かしていたとしたら、うぬぼれではないが、かなり有名なブランド米にすることが出来るだろうし、自分でないとしても、ある程度の力量をもっている米屋なら、それなりに売り込むことが出来るとも思うのだ。

それが未だに、地域ブランド米のままで燻ぶっている。

原因は何なんだろうと、話を聞きながら、ずっと考えていたのだが、結論としては「売り場をもっていない」ということなんだと感じた。

どんなに良いブランド米を作ったとしても、最後はそのお米を売ってくれる場所が無ければ、そのブランド米は、所詮「ただの地域米」のままなのである。

判れば簡単なこと。
しかし、これを解決するのは、並大抵のことではないだろう。
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今日は「ちば農業未来塾」で講演

2010年10月07日 09時04分34秒 | Weblog
今日は、千葉県香取市佐原で行われる「ちば農業未来塾」で、「消費者が求める米をつくろう」という講演をする。

講演の中では、消費地の現状の説明をし、その悪い環境の中で、地域が生き残るための方法として、「地域のお米のブランド化」の必要性と方法の説明、さらに、自分が手がけている3地域のブランド化の実例の話をする。

消費地では新米と古米の価格が逆転する「新古逆転現象」、さらに消費が落ちていることから「低価格販売」するスーパーも多くなっているし、高温障害を受けてしまったお米100%で販売する「低品質米販売」も多くなっている。

だから、よほどシッカリとしたブランド化を進めていた産地以外は、まず価格を維持する事は出来ないだろうし、この事態に巻き込まれてしまって、どこまで苦戦するのかは想像すらできない。

よって、この事態を回避するために実行されていた、3つの産地の実例を話そうと思っているのだが、このうちの2産地も、資料を作り上げた時と今とでは違ってしまっているので、その変更箇所と内容も、今回は話そうと思っている。

しかし、今の千葉県には、この3つの産地のブランド化と同じようなことをする「力」は、既に残っていないと思うのだが、それでも、まだあるかもしれない可能性に掛けてみようと思う。
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コンビニの弁当のご飯の質

2010年10月05日 05時25分14秒 | Weblog
今日も4時前に玉川島屋について、720kgの納品をしてきたため、駐車場に車を止めたときには、すっかり喉が渇いてしまっていた。

だから、近くのコンビニにジュースを買いに行ったのだが、お弁当コーナーのお弁当を見たとき、「ん。ご飯べたついて見える」と感じたので、特にお腹がすいていたわけではないのだが、そのお弁当も買って帰ってきた。

そうそうチンして食べてみたのだが、全ては見た目通りで、ご飯の米粒の形が崩れていて、米粒の口当たりも悪く、噛みしめても味もほとんどなかったので、以前よりも、明らかにお弁当の味が落ちているのは確実だった。

この炊きあがり具合からすると、今年の新米で、高温障害を受けてしまった低品質米を混ぜているように感じるのだが、どうなんだろうか。
昨年のお米だけなら、こんな炊きあがりにはならなかったと思うし・・・
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話し込んでいて見忘れてしまった

2010年10月04日 14時00分01秒 | Weblog
今日の朝、TBSの「はなまるマーケット」でお米についての情報が放送された。

時間的にも余裕があったので、今回は録画をしないで、ダイレクトに見れると思っていたのだが、来店客と話し込んでしまったために、なんと見忘れてしまった。

こんなことなら、最初から録画をしておけばよかったと思ったのだが、全ては後の祭りである。

午後になって、産地から「テレビを見たという人からの、問い合わせが沢山入ったので、とっても嬉しかったという」連絡が入ったので、内容としては良かったのではないだろうか。
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目標数字に達してホッ!

2010年10月04日 10時35分34秒 | Weblog
19:30~20:00まで、QVCで「米ポット」と「米スターボウル」を生放送で販売していた。

お米を冷蔵庫で保存する「米ポット」は、なかなか目で見た感じでは良さが伝わりにくい商品だし、「米スターボウル」は、もう何度も販売している商品なので、果たして売れ行きはどうなのだろうかと、番組が始まる前は、やや胃が痛くなったいたのだが、やはり生本番が始まると、そんな呑気なことは言っていられないので、一気に30分間、思いつくままの言葉で説明していた。

番組によっては、シッカリとリハーサルするものがあるが、そんな時でも、基本的に自分の場合は、リハーサルが少ないというか、簡単な場合が多い。
一番簡単なリハーサルだと、「ここに立ってくださいね。後は全てフリートークでお願いします」という、1分も無い場合も、実は多々あるのだ。

QVCの場合も、話す順序を決めるだけで、後はフリートークだから、商品が売れるか売れないかは、自分の説明にかかってしまうので、やりがいがあるのだが、その分プレッシャーもある。

とりあえず、今回は目標金額に達したとのことなので、まずは一安心。
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今度は成功

2010年10月03日 19時52分32秒 | Weblog
前回、最低の失敗をしてしまった「お赤飯」を、根に持っていたので、今度は成功させようと、再度挑戦した。

今度はササギを2時間浸水させて、それから8分目まで柔らかくなるまで煮込んで、それを今回は、「北海道おぼろづき」100%に混ぜて炊くことにしたのだ。

炊いているときから、ササギの香りが漂っていたので、今回は失敗しないだろうと自信を持っていたが、炊きあがったお赤飯を見たときには、「前回の失敗も、これで帳消しだな」と言えるほどの、きれいな炊きあがりとなった。

見た目通りで、ササギの柔らかさも、ご飯の粘り具合と米粒感もバッチリ。
そのままでも美味しく食べられたので、ほとんどゴマ塩は振りかけないままで、食べきってしまった。

大満足である。
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メモリー不足に苦戦

2010年10月03日 06時18分21秒 | Weblog
今年から、自分の店で取り扱っている銘柄米について、他店との差別化をするために、米袋をオリジナルに変えていくことになった。

そのために、米袋のメーカーに頼んで、自分のイメージするキャラクターを作り上げてもらい、そのデザインに対して、自分が産地やメッセージを入れて、オリジナルの米袋を一つ一つ作成している。

だから、今回のショップの詳細ページを更新する時には、デザインが出来上がっている銘柄米についは、新しいデザインの米袋も表示させたいと考え、まだデザインが出来上がっていなかった銘柄米についても、その場で作り上げてしまってから表示させてしまおうと考えていた。

よって、価格修正などのためにエクセル、デザインを作るためにフォトショップ、ファイルデータをアップするために転送ソフト、ホームページを作成するためにホームページビルダー、その他にメモ帳と、5つのソフトを動かしながら作業をしていた。

今までも同じような使い方をしていて特に問題は無かったのだが、今回はフォトショップを頻繁に使用していたため、1Gでは足りなくなってしまって頻繁にメモリー不足に。

動作が遅くなったりして、メモリーが不足していることを認識出来れば、その場で保存してしまうのだが、今回はいっぺんに不足してしまうようで、突然フリーズして、そのまま動かなくなってしまうことでデータが消滅。

本当なら、もう更新が終わっているはずなのだが、何度もこんなことを繰り返してしまったため、更新が間に合わず。

少し仮眠してから、また更新を続けなければ。
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ホームページの更新を始める

2010年10月02日 23時06分59秒 | Weblog
ようやく来週から、各産地の新米が入荷し始めてくるので、それに伴って、ホームページのショップの、リストや詳細ページの更新を始めることにした。

とはいっても、一度に全てを更新することが出来ないので、新米入荷が決まっているものから更新することにした。

まず最初にやらなければならないことが、当然のことながら価格の見直しで、消費者などからの問い合わせで、「他店では価格が下がってきているのだが、どうして下がらないのか」という問い合わせもきているし、品質に問題があるものも数銘柄米あるので、価格の見直しが難しかったのだが、結果として、価格を上げるもの6銘柄米、価格を下げるもの4銘柄米、価格を下げる予定となっているもの6銘柄米となり、後は価格を維持することにした。

細かく追加や削除を繰り返してしまっていたから、データベースの配列がバラバラになってしまっているので、まずは、アップしてあるデータベースを全てダウンロードして、バラバラになっているデータを整理しなければ。
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新店舗オープンまで、あと1カ月となったが

2010年10月01日 23時33分06秒 | Weblog
ついに10月となって、新店舗のオープンまで、丁度1カ月となった。

新店舗は、旧店舗よりも一回り小さくなってしまうため、取り扱う産地や品種について、かなりの見直しをしなければならなくなってしまったのだが、22年産米の出来は全体的に良くなかったこともあるし、自分としても、ただ多くの銘柄米だけを揃えていても意味が無いと感じ始めていたので、丁度良かったのかもしれない。

しかし、22年産米は、本当に頭を痛めている。
ある程度の妥協をすれば、それなりに品揃えも出来るのだが、自分が求めているレベルとなると、数えるほどしか取り揃えることが出来ない事態となってしまっているからなのだ。

まだ、全ての産地の稲刈りが終わったわけではないし、産地での品質調整も終わっているわけではないので、まだまだどういう結果になるのかは判らないがのだが、それでも厳しい結果になるだろうと思われる。

後1カ月、どんな品揃えで、どんな店に仕上げようか。
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やっぱり失敗

2010年10月01日 19時04分32秒 | Weblog
「ささぎ」が残っていたことから、急遽、お赤飯を炊こうという気持ちになった。

普通なら、2時間ほどササギを水に付けて、それから8割程度に柔らかくなるまで煮込んで、それをもち米に混ぜてから炊くのだが、今回は、いきなり思いついたため、その付けておく時間が無かったので、最初から8割程度柔らかくなるまで煮込んだものを、もち米ではなくて、北海道米「ふっくりんこ」100%に混ぜて炊くことにしたのだ。

結果としては、ササギの食感は、微妙に「硬いかな」と感じる程度となったし、「ふっくりんこ」だけで炊き上げた割には、もちもちとした食感となった。

ここまでは良かったのだが、間違えたのが、ササギの量と煮汁で、お米3合に対してササギ120gは、お豆大好きと言うなら別だが、お赤飯としての見た目としては、やっぱり多かった。
その上、浸水させていないササギを柔らかくするのに、結構煮込んでしまったため、煮汁の色が濃くなり過ぎていたのに、そのことを考えずに入れて炊いてしまったのだった。

よって、炊きあがって蓋を開けたら、ササギの色とご飯の色がほぼ同じで、何処をどう見ても、お赤飯とは言えない炊きあがりとなってしまった。

勿体ないので全て食べてしまったが、今度は、シッカリとササギを進水させてから、美味しそうに見えるお赤飯を炊くことにしよう。
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