ちょっと一休み、道草人生

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夫や友達に支えられ、色々な出会いや様々な発見があったり
これってステキ♪♪

UDタクシー

2018年12月01日 | バリアフリーと片麻痺
 
これは、昨日東京新聞、朝刊に掲載された記事。

UD(ユニバーサルデザイン)タクシー
相次ぐ車いす拒否




乗り降りに時間 運転手が敬遠

誰もが使いやすいはずのユニバーサルデザイン(UD)タクシーが
車いす利用者の乗り降りには時間がかかって不便だとして、
名古屋市中区の中村仁さん(67)らが二十九日、インターネット上で
集めた改善を求める署名約一万二千人分を、UDタクシー
「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」を製造するトヨタ自動車に
提出した。                 (佐々木香理)


トヨタに改善求め1万2000人署名

中村さんは病気のため歩けず、車いすで生活。
通院にはタクシーが欠かせず、四月ごろ初めてジャパンタクシーを使った。
車いすごと乗るには、助手席と後部座席を畳み、車載のスロープを設置
する必要があるが、十五分近くかかる上、広い車外スペースも必要だった。
結局、車いすから降りて運転手に座席まで持ち上げてもらった。

中村さんは車体の構造に問題があり、運転手の負担も大きいとして、
六月から署名サイトで署名活動を開始。約半年で全国の障碍者や
タクシー運転手ら一万一千七百十五人分を集めた。

乗車拒否された経験を書き込む人もいた。

二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向けUDタクシーの導入が進む中、
中村さんは「今後は外国人の利用も増える、乗車トラブルで日本の
イメージダウンにならないよう改良してほしい」と訴える。
トヨタの担当者は「以前から利用者やドライバーから指摘を受け、改良を
検討している。めどが付き次第公表したい」としている。

工程30以上準備に20分

「車いすは乗せられないよ」。水戸市の八木郷太さん(22)は九月初旬、
東京・新宿でタクシーに乗車を断られた経験が忘れられない。
説得しようとしたが、運転手は「介護タクシーじゃない」
「時間がかかる」と取り合わず、外国人客を乗せて走り去った。

トヨタ自動車が昨年十月に発売した「ジャパンタクシー」の場合、
二枚に分れた三つ折りのスロープを広げ、車いすををベルトで
固定するなど三十以上の工程が必要で、二十分程度かかる場合もある。
八木さんは「健常者のようにタクシーを気軽に拾って目的地に行ける
ようになってほしい」と設計の見直しを求める。
東京都新宿区の丹羽太一さん(51)は今年夏、東京・六本木で流しの
タクシーに乗ろうといた際、二台から立て続けに見て見ぬふりをされた。
「乗せ方が分からない」と言われたこともある。
英国で今年「ロンドンタクシー」に乗った時はスロープの設置が
数分で終わったという。
障害者団体「DPI日本会議」が六~九月にかけて車いす利用者に
実施したアンケートによると、回答があった四十四件中、十一件で
乗車拒否の経験があった。            

                 東京新聞の誌面より載せました


乗車拒否の話は、彼女(ヘルパーさん)から聞いていた・・・
彼女担当の車いす利用者さんは、タクシーを拾う際に彼女一人が
道路に出て、タクシーを拾ってから「こっちです」と言って、
車いす利用者さんと一緒にタクシーに乗るそうです。
拾う時に、車いす利用者さんが一緒だと、拾えないそうだ。

私はタクシーに乗る時、Kが一緒で、何も問題がなかったけど、
もし、乗車拒否をされたら、とても悲しいです。

そんなことを、とKと話していたら、今日の夕刊に続報が載った。


UDタクシー  車いす乗降 時間かかりすぎ

国交省、トヨタに改善要求


素早い対応!! 早く改善されると嬉しいです(^_-)-☆  
コメント (2)
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