飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

あしがらの里滝めぐり(下棚・本棚編)

2014年08月04日 | Weblog
 昨日(1日)は19時頃から雷が鳴りだし暫くすると雨が降り出したのですが、中川温泉の旅館にいたのでどの位の雨が降ったのか判りませんでした。
 「洒水の滝」のハイキングで歩き疲れたのと夕食に日本酒を飲んだので早々と寝てしまいました。

 今日の「あしがらの里滝めぐり(下棚・本棚編)」のコースは次の通りです。
 中川温泉-(バス)-西丹沢自然教室-0:40-木のベンチ-0:15-下棚-0:30-本棚-1:25-西丹沢自然教室-(バス)-新松田駅

<中川温泉>

 昨日は早めに寝たのと上空にヘリコプターが飛んでいたので6時頃には眼を覚ましてしまいました。
 テレビのニュースで、『神奈川県山北町のキャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」内を流れる河内川で、1日の夜、家族4人が車ごと流され、母子2人は死亡し、残りの子供1人は行方不明』と報道していました(昨日の雨で河内川が増水したみたいです)。
 その関係で朝から捜索ヘリが飛んでいました。
 尚、「ウェルキャンプ西丹沢」は西丹沢自然教室の少し先にあるみたいです。


 旅館の脇を流れる河内川(こうちがわ)を撮ってみましたが、そんなに増水したようには見えませんでした。
 西丹沢自然教室までバスで行けるのか、又、河内川沿いを歩いて下棚・本棚の滝まで行けるのか不安だったのですが、取り敢えず行ける所まで行ってみることにしました。
 少し早めに旅館を出発して、辺りを散策してから「中川温泉入口」バス停に向かうことにしました。


 新湯之澤橋を渡って上流に架かっている湯の沢橋に行ってみることにしました。


 新湯之澤橋から河内川の上流方面を撮ってみましたが、川で水遊びをしている子供はいませんでした。


 湯の沢橋は、「通行制限」のご覧のような吊り橋(?)でした。


 湯の沢橋から河内川の下流方面を撮ってみました。尚、奥に写っている橋が新湯之澤橋です。


 上流方面も撮ってみましたが水嵩はそんなに多くありませんでした。
 湯の沢橋を渡ってから川沿いを歩いて「中川温泉入口」バス停に向かいました。


 「中川温泉入口」バス停は、県道76号線沿いの高い所にあって見晴が良いので辺りを撮ってみました。
 こちらは向かい側の山(馬草山?)で、麓には河内川沿いに公園(?)が広がっていました。
 尚、中央のやや下に東屋が見えるのですが、草が生い茂っていて開園しているのか不明です(公園への行き方も判りません)。 




 ついでに、昨日泊まった旅館と河内川の下流方面を撮ってみました。
 河内川にある大きな石は昨日もあったので大雨で流された石ではありませんよ!

<畦ヶ丸(あぜがまる) 西丹沢コース>

 バスはほぼ時刻表通りに来ました。
 途中、パトカーや消防車は見かけたのですが15分位で西丹沢自然教室に着きました。
 滝に行くのにも登山届が必要と云うことで提出することになりました(大袈裟な感じがしましたが・・・)。 ⇒ 初めての登山届提出なので少しドキドキしました。


 登山届を提出して辺りを見渡すと<下棚・本棚・畦ヶ丸>の道標がありました。
 尚、畦ヶ丸:4.8km、本棚:1.91kmとあったので、本棚は畔ヶ丸の大分手前にあることになりますね!
 又、『登山届はお済ですか? 滝へ行かれる方にもお願いしています。』と道標の下にも書いてありました。


 ご覧のような吊り橋を渡って出発しますが、途中で通行止めになっていないのを祈るだけです。


 取り敢えず吊り橋から河内川の河川敷を撮ってみましたが、人っ子一人いませんでした。


 吊り橋から少し歩くとご覧のような倒木が沢の脇に転がっていました(増水で流されて来たのですかね?)。


 河内川沿いを暫く歩くと滝が見えたので近くに寄ってみると滝ではなく堰堤(えんてい)でした。
 堰堤は、貯水・治水・砂防などの目的で、河川・渓谷を横断して造られた堤防です。




 堰堤を急な階段で越えると広い河原に出ました。右に見えるコンクリートの壁が堰堤の上部です。
 この先、幾つかの堰堤を越えますが、この堰堤越えが一番しんどかったです。


 河内川に架かる丸木の橋を渡ります。


 丸木の橋を渡って一番しんどかった堰堤方面の河原を撮ってみました。

 これ以降、河内川に架かる丸木の橋を何度も渡りながら岩場の山道を上ります。途中、丸木の橋から渓流や岩場の山道を撮りながら先に進みます。













 この場所は、冷気が来て涼しかったので小休止を取りました。又、砂地だったので渓流に手を入れることが出来、かなり冷たくて気持ち良かったです。


 第三堰堤を越えるのですが、ここはあまりしんどくありませんでした。


 堰堤の上から下を見下ろすと小さい河原になっていました。


 河原の右側斜面が風の通り道になっているのか凄い冷気を感じました。


 山道のいたる所にご覧のような道標<畦ヶ丸、西沢出合>はあるのですが、下棚・本棚は出ていませんでした。


 暫く歩くと、遠くに「小さな滝」が見えたので滝の近くに行ってみました。




 「小さな滝」の滝壺をアップで撮ってみました。 ⇒ 滝壺に入ることが出来ればさぞ気持ち良かったでしょうね!






 小さな滝を後に、岩場の山道や丸木の橋を渡って更に先に進むと、鎖の付いた山道になりました。


 鎖の付いた山道を上り切ると、そこは第4堰堤(西澤堰堤)になっていて石積みの壁には銘文がありました。


 銘文は、『西澤堰堤 竣功昭和八、一二月・・・内務省東京土木出張所』と読めましたが、”内務省”とは時代を感じさせますよね!

<木のベンチ>

 第4堰堤を後に暫く歩くと、やっと「木のベンチ」に到着しました。
 西丹沢自然教室からは1時間20分近くも掛かってしまいました。
 



 「木のベンチ」で休憩した後、ご覧のような植生保護柵を左に見ながら「下棚」に向かいます。


 「木のベンチ」から暫く歩くと分岐点の下棚沢出会に着きました。
 ここに来るまで、道標には「畦ヶ丸」しか出ていなかったので「下棚」があってホッとしました。


 道標に従って沢の岩場の山道を進みます。


 途中、昨日の大雨で登山ルートの赤い目印の木が倒れていて「下棚」まで行けるのか心配になります。 

<下棚(しもんたな)>

 「木のベンチ」から10分位で「下棚」に着きましたが、辺りに人影はありませんでした。


 滝の下は昨日の大雨でご覧のような状態で、滝の正面に行くことは出来ませんでした。




 取り敢えず、「下棚」のベストショットと滝のアップを撮ってみました。
 尚、旅館で作って貰ったお弁当は2時間以内に食べて下さいと言われていたので、少し早かったのですが滝をバックに昼食を取ることにしました。

 昼食も食べ人心地付いたので、分岐点の下棚沢出会まで戻り、畦ヶ丸方面に行って次の本棚沢出会を目指します。

 分岐点の下棚沢出会からは、再び丸木の橋を何度か渡ることになります。







 丸木の橋にはロープが付いていて増水しても橋が流されないようになっていました。


 下棚沢出会からは15分位で分岐点の本棚沢出会に着いてしまいました。


 「本棚」に向かう途中の沢の山道の左側に、ご覧のような大きな岩の割れ目から清水が湧き出ていて珍しかったので撮ってみました。

<本棚(ほんだな)>

 「下棚」からは予定通りの30分で「本棚」に着きましたが、ここも人影はありませんでした。


 滝が枯れてしまったのか、アップで撮っても「本棚」はご覧のような滝でした。


 沢を渡れば、滝が間近で見えそうなので思い切って沢を渡ってみることにしました。
 ⇒ 結局、滑って片方の足元は濡れてしまいました。


 沢を渡ると、背後にご覧のような滝が流れ落ちていて、こちらが探していた「本棚」でした。
 ⇒ 濡れることを覚悟で沢を渡らなければ「本棚」は見つけられませんでした(ホッ!)。






 「本棚」の正面には行けないので、沢を渡った場所から流れ落ちる滝の上部と滝のアップを撮ってみました。

 これで「本棚」も見たので後は、岩場の山道を注意深く下り、西丹沢自然教室に戻るだけになりました。


 途中、「小さな滝」で滝壺に入って遊んでいる子供達のグループもいました。


 西丹沢自然教室の前にある吊り橋の下の河川敷で川遊びをしている子供もいました。


 「本棚」からは1時間10分位で「西丹沢自然教室」に戻って来てしまいました。
 登山届を提出したので西丹沢自然教室で下山の報告をして、後は新松田駅行きのバスを待つだけになりました。

 帰りは、何時ものように新松田駅前の居酒屋で反省会を遣って小田急線のロマンスカーで帰りました。

 今日の「あしがらの里滝めぐり(下棚・本棚編)」は、昨日の「あしがらの里滝めぐり(洒水の滝編)」より歩いた感じがしたのですが、万歩計は11,000歩を超える程度でした。
 夏場のハイキングは、炎天下よりは木陰の多い山道や渓流沿いを歩く方が涼しくて良いですね!
 何れにしても、今回の「あしがらの里滝めぐり」は大変満足したので、機会があれば他の「滝めぐり」もしようと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする