飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

湘南アルプス

2015年02月22日 | Weblog
 2月21日(土)はハイキングで湘南アルプスに行ってきました。

 実は、2月12日の読売新聞夕刊の「一歩二歩山歩」に「大磯浅間山」の記事が載っていたので行ってみようと思って詳細をインターネットで調べたら、そのハイキングコースは湘南アルプスと呼ばれていました。

 湘南アルプスは次のようなルート(歩程:2時間30分)になります。
 大磯駅-(0:20)-高田公園-(0:50)-湘南平-(0:10)-浅間山-(0:20)-高麗山-(0:20)-高来神社-(0:30)-大磯駅
 
<大磯駅から高田公園>

 大磯駅に降りるのは久しぶりですが、天気が良いのか年配のハイカーグループが結構待ち合わせをしていました。
 又、帰りに駅前で一杯飲めそうな居酒屋を探してみましたがありませんでした。


 東海道線に沿って下り方面に暫く歩くと大磯小学校があります。
 その前にあるガードをくぐって東海道線を越えれば「関東ふれあいの道」になります。
 ガードを越えると右側にお寺(妙大寺?)があったのですが、団体さんが2組もいたのでスルーしました。
 

 標識に従って進みますが、いきなりご覧のような急坂を昇るので結構しんどいですよ!
 急な坂道は続きますが、昇るに従って見晴は良くなってきます。


 坂の途中で眼下に広がる相模湾をアップで撮ってみましたが、雲っていたので素晴らしい景色は撮れませんでした。


 高田公園まで0.5km(湘南平までは1.3km)のところまで昇って来ましたが、ここからはご覧のような石段になります。

<高田公園>

 ほぼ時間通りに「高田公園」に着きましたが、ダダ広い公園でベンチがあるだけでした。
 標識には『「海の色は日射でかわる」高田保』とあったので、晴れていれば素晴らしい相模湾が見えたのかも知れませんね!?


 公園の奥に、高田保の墓碑があったので行ってみました。
 高田保は、昭和18年に大磯に移住し、昭和20年に東京日日新聞に連載された「ブラリひょうたん」で、占領下の政治・経済・社会・文化等で風刺的評論を執筆して好評を受けた人物のようでした。
 ⇒「ブラリひょうたん」は聞き覚えがありますが・・・

<高田公園から湘南平へ>

 高田保の墓碑の裏手からは、ご覧のような民家の脇道を通って「湘南平」に向かいます。


 民家の垣根に色染め布のビニール(?)が沢山ぶら下がっていました。


 何だろうと思ってアップで撮ると「亥旦停止(いったんていし)」と小さく書かれていました。
 ⇒イノシシでも出るのですかね? でも字は読めないと思うのですが・・・
 

 民家を過ぎると山道は右側が私有地になっている林道になります。


 林道の途中にご覧のような注意書きがあったのでやはりイノシシが出るみたいですね!?


 イノシシに出会わないように注意しながら尾根道を進みますが、「路肩注意」のゲートが置いてある箇所も通ります。 ⇒大磯町は親切ですね!


 暫く歩くと山道は二股に分かれていましたが標識はありませんでした。
 ご覧のような急な山道を登るのはしんどそうなので比較的なだらかな左側の山道に行ってみました。


 左側も途中はロープが張ってある崖のような山道になっていました。
 最終的にどちらの山道から登っても同じ場所に合流していました。


 合流地点から暫く歩くと「東小磯配水池」に着きました。
 配水池となっているのですが池はなく、山中にあるのでどのように配水しているのか?です。
 只、大磯にも小磯と云う地名があるのを知りました。 ⇒もしかしたら中磯もあるかもね!?


 「東小磯配水池」を後に山道を進みますが、途中トラロープが張ってあるかなり急な山道もあります。
 ここでも二股に分かれている山道もありますが、どちらでも行けるみたいです。


 「湘南平」のテレビ塔も近くに見えるようになってきました。

<湘南平と浅間山の分岐>

 「高田公園」からは40分位で、「湘南平と浅間山の分岐」に着きました。
 道標は<湘南平 0.2km 浅間山 0.2km>となっていました。
 取り敢えず、「湘南平」に行ってから分岐に戻って「浅間山」に向かうことになります。


 ご覧のような階段の山道を登って「湘南平」に向かいます。


 山道の途中で雲がかかった大山が見えたのでアップで撮ってみました。

<湘南平(しょうなんだいら)>

 分岐からは10分位で、遠くに展望台が見える「湘南平」の丘陵でに着きました。尚、標高は181mです。
 取り敢えず一番遠くにあった展望台に行ってみることにしました。


 展望台に近づくとかなりの人が上に昇っているのが判ります。


 展望台の下の人が少なるのを見計らって記念写真を撮りました。
 展望体の下はレストランになっていたのですが、11時過ぎと昼食にはまだ早かったのと飲んでしまうと、先に行けなくなりそうなので入りませんでした。


 早速、展望台に昇ってテレビ塔を撮ってみましたが、奥にみえるのは平塚市街地ですかね?


 天気が良ければ展望台から素晴らしい富士山が眺められたのですが、曇っていて大山もぼんやりしています。






 展望台から下の伐採した木々を撮っていると左下に駐車場が見えました。
 ⇒どうやら車でも「湘南平」の麓まで来れるみたいです。
 これ以上、展望台にいても仕方がないのでテレビ塔に行ってみることにしました。


 展望台から下に降りると「関東ふれいあいのみち」の案内図がありました。
 中央にある「大磯・高麗山の道(7.6km)」を地図で確認すると、赤い線はありましたがほんの僅かの線でした。 ⇒長い距離を歩いた感じがしたのですが・・・


 だだっ広い丘陵の左隅にご覧のようなオブジェがあったので記念に撮ってみました。


 テレビ塔の左手前にご覧のような河津桜(?)が咲いていたので近くに行って撮ってみました。
 ⇒来る時も気が付いていたのですが写真を撮っている人が大勢いたので後にしました。




 辺りに人がいなかったのでアップでも撮ってみました。
 ⇒「湘南平」で満開の河津桜が見られるとは運が良いですね!


 河津桜の先に小さな展望台(?)があって誰も昇っていなかったので行ってみました。


 方位地図があるだけで、周りは木々が生い茂っていてこの場所からの見晴は良くありませんでした。
 ⇒昔の展望台ですかね?


 テレビ塔(平塚テレビ中継局)の下に行くと階段があって上にいけそうなので昇ってみました。


 階段を昇るとフェンスもなく眺めも良かったのですが、曇り空だったので周りの景色を撮っても仕方がないので通路を撮ってみました。 ⇒テレビ塔の真紅の色が素晴らしいですね!


 更に上に昇れる階段があったので行ってみましたが、ここの通路にはフェンスがあって周りの写真を撮る場所ではありませんでした。


 代わりにフェンスに施錠された南京錠が沢山あったので撮ってみました。


 中にはこんな強烈な錠もありましたが、恐ろしい感じがしますね!


 テレビ塔を真下から撮って「湘南平」を後にしました。

<湘南平から浅間山へ>

 「湘南平と浅間山の分岐」まで戻って、左に見える山道を登って「浅間山」に向かいます。


 ご覧のような鉄パイプのある山道も登ります。


 「湘南平」から山道を10分位歩くと「浅間山」が見えてきました。

<浅間山(せんげんやま)>

 標高181.3mの「浅間山」に着きました。
 標高は「湘南平」と同じ位ですがこちらの方が山の頂きの感じがしました。
 又、「浅間山」は、長野・群馬県境の「浅間山(あさまやま)」と区別するために「大磯浅間山」と呼ばれるみたいです。


 山頂には浅間神社の祠もありました。浅間社の説明板には、ご祭神は「木花佐久夜毘売命(このはなさくやびめのみこと)」とありましたが・・・


 祠の後ろに一等三角点があったのでついでに撮ってみました。


 山頂下の道標<高麗山 0.9km 高来神社 1.5km>を確認して「高麗山」に向かうことにしました。

<浅間山から高麗山へ>

 「浅間山」からはなだらかな山道を下りますが、彼岸花群生地の横に水仙が咲いていたので撮ってみました。


 所々にベンチがあるご覧のような雑木林の山道を下ります。


 「浅間山」から10分位山道を下ると、<高麗山 0.4km 高来神社 1.0km>の道標があったの現在地を確認します。
 隣の「高麗山県民の森案内図」には、八俵山と大堂は載っているのですが「高麗山」はなく、少し不安になりましたが道標を信じて進むしかありません。


 暫く歩くと山道にご覧のような橋があって珍しかったので撮ってみました。


 「浅間山」から20分位歩くと「高麗山」と「高来神社」の分岐の道標が出ていたのでホッ!としました。
 橋を渡って「高麗山」に行ってから折り返してここに戻ることになります。
 
<高麗山(こまやま)>

 標高167.3mの「高麗山」に着きましたが、ダダ広い公園の感じです。
 「高麗(こま)と若光(じゃっこう)」の説明板には、『・・・、高麗若光と高句麗の人たちが住んでいたことから、この地が高麗と呼ばれるようになりました。』とありましたが、昨年9月の「巾着田ハイキング(高麗神社編)」でも同じようなことが伝わっていますが・・・


 「高麗山」には何の施設もなく、柱の跡と祠があるだけでした。
 もしかしたら「高麗山県民の森案内図」に載っていた大堂は「高麗山」の山頂かも知れませんね!?


 取り敢えず祠を撮って、次の「高来神社」に向かうことにしました。


 大堂の下に階段があったので降りてみると、道標<高来神社 0.6km>がありました。
 先程の分岐まで戻らないで「高来神社」に行けるみたいです。

<高麗山から高来神社へ>

 山道を暫く下ると、ご覧のような道標がありました。
 どうやら「高麗山」は平塚市と大磯町に跨る山の総称で、山頂が大堂で間違いなさそうです。
 

 大堂から山道を5分位下ると男坂と女坂の分岐がありました。
 どちらにしようか迷ったのですが安全そうなに女坂で山道を下ることにしました。

<高来神社(たかくじんじゃ)>

 大堂から女坂を20分下ると「高来神社」の拝殿の後ろに着きました。
 女坂は右側(男坂は左側)から下りて来ますが、女坂と言って決して楽な下りではありませんでした。
 ⇒男坂でなくて良かったです。


 階段を下ると左右に拝殿がありましたが、しめ縄のある拝殿で無事にここまでこれたお礼を兼ねてお参りをしました。


 取り敢えず右の拝殿(?)でもお参りをしました。


 境内を散策していると、高麗山霊水の御供水の案内が出ていたので行ってみました。


 近くに寄ってみると柄杓があって水が飲めそうだったのですが、水にあたっても洒落にならないので止めました。


 拝殿に昇る階段の脇に素晴らしい白梅が咲いていたので撮ってみました。
 ⇒アップは上手く撮れていませんでした。




 階段を降りると、今度は見事な紅梅が咲いていたのでこちらはアップで撮ってみました。


 境内を散策してから参道を通って二の鳥居まで遣って来ました。
 鳥居を撮っていると右側に真新しい仁王門のある慶覚院(けいがくいん)があったので行ってみました。


 仁王門には木造仁王立像(大磯町指定文化財?)があったのですが上手く撮れていませんでした。
 

 本堂を正面から撮ってみましたが、本堂の前面にある柱が古いので昔の物かも知れませんね!?


 向唐破風(むこうからはふ)の屋根の下に、珍しい鶏と鳩(?)の彫り物があったので撮ってみました。


 帰りがけに、仁王門の脇に大磯町観光案内図があったので現在地(右隅)を確認しました。
 こんなに山があるのにテレビ塔が立っている右側の山しか登っていません。


 最後に、一の鳥居を撮って「高来神社」を後にしますが、参道の途中にある慶覚院は「高来神社」の末社かも知れませんね!?

 これで湘南アルプスを踏破したので後は大磯駅に戻るだけになりました。
 ここまで道にも迷わないで順調にきたのですが、大磯駅に戻り道を間違えて海側の国道1号線に出てしました。
 結局、大磯駅に戻るのに1時間近くもかかってしまいました(本来なら大磯漁港に行く予定でした)。

 当然、昼食も食べていなかったのですが、居酒屋がないのが判っていたので大磯駅から東海道線に乗って藤沢駅まで行っていつもの居酒屋で遅い昼食を取る破目になってしまいました。

 今回の湘南アルプスは、富士山を含めた素晴らしい景観を楽しむことは出来なかったのですが、次の機会に楽しみが持ち越せたので満足しています。 ⇒「湘南平」はリベンジするので乞うご期待を!!
 尚、万歩計は最後に道を間違えた関係で24,000歩を越えていました。
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