遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

放課後 東野 圭吾著 ≪フローリィの花たち≫

2009-07-04 20:07:41 | つれづれ

先日【フローリィ】で撮ってきた名前のわからない花達です。

里へは、この【放課後】と真保祐一の本を持って行きました。
まず、こちらから読み始めました。

’85年の江戸川乱歩賞を取った作品で、これを機に専業作家になったと言う事です。
以前読んだ時、赤川次郎の学園もの?と言う先入観が有ったかも。

今年初めから、町の図書館を利用するようになって、読書感想文のようなものを投稿してきました。

読書感想文と言えるかどうかは、別にして
あまり個人的な思いを書くのも等と思って、私自身なんだか、消化不良なものだったので、
今回から、自分の覚書である事、と言う事で好きなように書く事にしました。


推理小説を読み返すと、読み進んでいくうちに犯人や話の展開を思い出してしまって
と言う事もありますが、気付かなかった伏線を発見と言う事もあります。
今回、すっかり忘れてて、どれが気付かなかった伏線か・・・・

人との関わりを避けて、責任を持たないような生き方をしてる女子高の教師。
人と関らず、淡々と生活しているつもりでも、
知らないうちに影響を与えてたり、傷つけている事に気付いていく、
人それぞれ感じ方は違う、こちらの思惑通りには、いかない。

家族だからって、何もかも洗いざらい話し合うってことも無い。
家族だから、解ってくれてるとは、
家族だから、言えない事もある。


前回、弟が帰省した時に
母が、弟が、言いたい事を我慢してくれてるように感じた事があったそうです。
やっぱり子供の頃一緒に、暮らしていないからかしらって、、、、
その時、私はなんとも返事の仕様が無かったのです。
つまり私自身が、そう感じているからです。


子供の頃、祖母に育てられました。たまに(2・3ヶ月に一度)帰ってくる母は、
疲れ果てていました。母と話をしようと学校から、大急ぎで帰ってきても、
そんな母を見ると黙ってしまいました。かと言って、お友達の所に行くでも無く
ただ、母のいる家で邪魔にならないように大人しく遊んでるだけ、
私達姉弟は、母が頑張って生活を支えてくれていることに感謝し、
母を思いやるようにと、祖母たちに言われてきたのです。だから、
弟も我慢したのだろうと思ったのです。


でも、ずーっと一緒に暮らしてたとしても、
言えない事や言っちゃいけない事は有ります。
そんなこと無いわよって、言ってあげなかったのが悔やまれます。

そして、子供の頃の満たされなかった思いを、未だに不満に思ってる私って、


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 祖母の着物 ≪スイセンノウ≫ | トップ |  »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しい!! (そらママ)
2009-07-10 14:45:48
たまに遊びにくると
きれいな花さん達や景色、可愛い絵文字の数々に迎えられ、深みがあり飽きのこない文章に
あっちこっちと すっかり長居してしまいます。
構成もすてきですね。
返信する
そらママさんへ (のん太)
2009-07-10 16:08:03
楽しんでいけたとは、嬉しいお言葉。
能登でいっぱい花の写真が撮れたので、
コメント欄の下に絵文字が表示されます。
そらママさんも、使ってみてください。
返信する

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事