やっと天女さん、登場しました~ もう宮城県で何度『羽衣』を舞ったことだろう。でも、今回はまた感慨深いものがありました。
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素晴らしい会場、素晴らしいスタッフ、そしてもちろん気仙沼の関係者の並々ならぬご協力がなければ、この公演は実現できませんでした。震災から3ヶ月後には気仙沼には来ていたけれども、知人ひとりない状態で(それ以前には学校公演で新月中学校にお邪魔しただけでしたので。。)、指をくわえて見ているしかありませんでした。
それが、たまたま震災後に舞台のお手伝いをさせて頂いた東京の劇団 演劇倶楽部『座』の主宰者・壌晴彦氏と知己になり、その壌さんが偶然にも気仙沼の児童劇団『うを座』の指導をしておられたご縁でご紹介を頂くことができました。こうして気仙沼でプロジェクトの活動が開始できたのは、震災の年の、ようやく年末になってからでしたね。末になってからでしたね。あ、『うを座』の鈴木座長さんもこの日応援に駆けつけてくださいました!
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それから、『うを座』の関係者のご紹介で、ちょうど今 ぬえが向かっている気仙沼の障害児童支援団体『ネットワーク・オレンジ』さんで公演をさせて頂いたり、笛のTさんの関係から海底清掃などのボランティアを行っている横浜の団体『海をつくる会』さんのお招きで、気仙沼大島で活動させて頂いたり。。こうしてご協力を頂ける方が次第に増えてゆきました。気仙沼では仮設住宅よりも仮設商店街での活動がどちらかというと目立つのですが、南町の紫市場さんや、もう撤去されてしまったけれど、フェリー乗り場の前のエースポートのすぐ脇の復興屋台村・気仙沼横丁さんなどでも活動させて頂きました(そうして今日は来週に鹿折の復幸マルシェさんにも初めてお邪魔させて頂けることになりました!)。
気仙沼で活動を始めて1年半になろうとしていますが、気仙沼に限らず復興の進捗を見て、それは必ずしもはかばかしいものではないのだけれども、建物や産業の復興は ぬえには手に負えないけれど「文化の復興」という事を考え始めました。これが1年前くらいのことです。ちょっとナマイキですけれどもね。
こうしたところにKさんからプラネタリウムでの能の上演のアイデアが出され、これは宮城県の大崎市で昨年の2月に実現しました。ぬえはこの発想に大いに刺激されて、もともとプラネタリウムがない石巻や気仙沼。。お友達がたくさん出来たこれらの街で、同じような試みが出来ないかと考えたわけです。市民が普通に文化活動や芸術を楽しめる街にしたいな、というのが、今の ぬえのもっぱらの気持ちです。
昨年6月に、石巻の栄光教会さんを会場に拝借して1回目の『星と能楽の夕べ』公演は実現しました。今回の気仙沼公演が2度目の試みになるのですが、まさかこんなに素晴らしい会場があるとは。
手前味噌ではありますが、この『星と能楽の夕べ』公演、本当にロマンチックで素晴らしいものになったと思います。ぬえや笛のTさんは能の上演についてはプロだけれど、PCを使って星空を投影したり、ピアニストをお招きして演奏頂いたり。。そのときの音響や照明の扱いについては素人です。いや、Tさんは、ことハードに関しては玄人同然ですけれども、ソフトや演出を含めた、いわゆるプロデューサーのような立場に立てる人は、この公演では皆無でした。ぬえはこの公演には思い入れが強いし、またマメに導入DVDを作ったりするのは得意ではありますが、実演の場では演じること以外は人にお任せするしかありません。
「星と。。」公演の成功には賭けていました。そのサポートを、ボランティア・スタッフさんにお願いするところに そもそも無理はあったはずなのですが、それがこれほどの成果を挙げるとは、正直思っていませんでした。今回の公演の出来映えは、ぬえの想像を100倍上回るものだったと思います。
素晴らしい会場ももちろんですが、優秀すぎるスタッフさん、もう何度この言葉を言ったかわかりませんが、賞賛してもし尽くせないです。そうしてご多忙の中をご挨拶から司会から、会場受付から、一人で何役をこなしたの? と思う活躍を見せた高橋和江さん。翌日の追悼コンサートと法要を控えて駆けつけてくださり、重厚な黙祷を率いられた片山秀光ご住職。美術館で行われた作品展にプロジェクトの公演の参加を快くお許し頂いた富永成風画伯と実行委員会の熊谷光良さん、プロジェクトの公演に多大な便宜を図って頂いた美術館のみなさん。この方々のお力添えで成功した公演だったと思います。
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天女、気仙沼の星空を翔ばせて頂きました~!
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素晴らしい会場、素晴らしいスタッフ、そしてもちろん気仙沼の関係者の並々ならぬご協力がなければ、この公演は実現できませんでした。震災から3ヶ月後には気仙沼には来ていたけれども、知人ひとりない状態で(それ以前には学校公演で新月中学校にお邪魔しただけでしたので。。)、指をくわえて見ているしかありませんでした。
それが、たまたま震災後に舞台のお手伝いをさせて頂いた東京の劇団 演劇倶楽部『座』の主宰者・壌晴彦氏と知己になり、その壌さんが偶然にも気仙沼の児童劇団『うを座』の指導をしておられたご縁でご紹介を頂くことができました。こうして気仙沼でプロジェクトの活動が開始できたのは、震災の年の、ようやく年末になってからでしたね。末になってからでしたね。あ、『うを座』の鈴木座長さんもこの日応援に駆けつけてくださいました!
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それから、『うを座』の関係者のご紹介で、ちょうど今 ぬえが向かっている気仙沼の障害児童支援団体『ネットワーク・オレンジ』さんで公演をさせて頂いたり、笛のTさんの関係から海底清掃などのボランティアを行っている横浜の団体『海をつくる会』さんのお招きで、気仙沼大島で活動させて頂いたり。。こうしてご協力を頂ける方が次第に増えてゆきました。気仙沼では仮設住宅よりも仮設商店街での活動がどちらかというと目立つのですが、南町の紫市場さんや、もう撤去されてしまったけれど、フェリー乗り場の前のエースポートのすぐ脇の復興屋台村・気仙沼横丁さんなどでも活動させて頂きました(そうして今日は来週に鹿折の復幸マルシェさんにも初めてお邪魔させて頂けることになりました!)。
気仙沼で活動を始めて1年半になろうとしていますが、気仙沼に限らず復興の進捗を見て、それは必ずしもはかばかしいものではないのだけれども、建物や産業の復興は ぬえには手に負えないけれど「文化の復興」という事を考え始めました。これが1年前くらいのことです。ちょっとナマイキですけれどもね。
こうしたところにKさんからプラネタリウムでの能の上演のアイデアが出され、これは宮城県の大崎市で昨年の2月に実現しました。ぬえはこの発想に大いに刺激されて、もともとプラネタリウムがない石巻や気仙沼。。お友達がたくさん出来たこれらの街で、同じような試みが出来ないかと考えたわけです。市民が普通に文化活動や芸術を楽しめる街にしたいな、というのが、今の ぬえのもっぱらの気持ちです。
昨年6月に、石巻の栄光教会さんを会場に拝借して1回目の『星と能楽の夕べ』公演は実現しました。今回の気仙沼公演が2度目の試みになるのですが、まさかこんなに素晴らしい会場があるとは。
手前味噌ではありますが、この『星と能楽の夕べ』公演、本当にロマンチックで素晴らしいものになったと思います。ぬえや笛のTさんは能の上演についてはプロだけれど、PCを使って星空を投影したり、ピアニストをお招きして演奏頂いたり。。そのときの音響や照明の扱いについては素人です。いや、Tさんは、ことハードに関しては玄人同然ですけれども、ソフトや演出を含めた、いわゆるプロデューサーのような立場に立てる人は、この公演では皆無でした。ぬえはこの公演には思い入れが強いし、またマメに導入DVDを作ったりするのは得意ではありますが、実演の場では演じること以外は人にお任せするしかありません。
「星と。。」公演の成功には賭けていました。そのサポートを、ボランティア・スタッフさんにお願いするところに そもそも無理はあったはずなのですが、それがこれほどの成果を挙げるとは、正直思っていませんでした。今回の公演の出来映えは、ぬえの想像を100倍上回るものだったと思います。
素晴らしい会場ももちろんですが、優秀すぎるスタッフさん、もう何度この言葉を言ったかわかりませんが、賞賛してもし尽くせないです。そうしてご多忙の中をご挨拶から司会から、会場受付から、一人で何役をこなしたの? と思う活躍を見せた高橋和江さん。翌日の追悼コンサートと法要を控えて駆けつけてくださり、重厚な黙祷を率いられた片山秀光ご住職。美術館で行われた作品展にプロジェクトの公演の参加を快くお許し頂いた富永成風画伯と実行委員会の熊谷光良さん、プロジェクトの公演に多大な便宜を図って頂いた美術館のみなさん。この方々のお力添えで成功した公演だったと思います。
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天女、気仙沼の星空を翔ばせて頂きました~!