さらにパワーアップされたんですか?というか、してるよねって思える講演でした。
もう昨日になるんですが、指筆談を広げている守本早智子さんの講演会とワークショップを開催しました。僕は、守本さんのお話を聞くのは3回目ですが、そう感じました。
今まで彼女の講演を聞いていたり、講演会を主催した方もいらっしゃったのですが、指筆談は意思を伝えられない方のコミュニケーション手段の一つであること、意思疎通を渇望する当事者がいること、歴史的経緯や社会的認知の現状など分かりやすく、進化したねと異口同音。
願望を叶える行為は限定的
ただ、意思を伝えられない(ないだろうと思われている方も含め)方の思いは、家族も含め、現場の方々にははっきりと理解されているケースは少ないのかもしれません。
仮に、理解されているとしても、拒否反応・とまどい・迷惑感が主流で、指筆談などを展開する教師・当事者・保護者が孤立することもママあるのです。
それは、困難を抱える人の思いや願望を叶える行為は、経済という枠の中では極めて限定されるからなんですね。そりゃあ、手のかかることってできないですものね。
まあ、そういう現実の象徴は、関係機関に案内状を送ったものの、反応は全くと言っていいほどなかったということなんじゃないでしょうか。この島根においてでも。
守本さんのご子息は14歳で白血病を発症し、20歳で亡くなられるのですが、病院から出て我が家へ帰るとどんどん症状が良くなるというのです。
息子さんのことを息子さんの目線で考えながらケアできるから当然といえば当然ですが、じゃあ、いったい医療って何だ!などという無粋な話題はここでは置くこととし、、、
次につながる動きも
今回の講演会とワークショップ、この松江でも指筆談というコミュニケーション手段があるということを知って欲しい、そして、今日がきっかけとなって指筆談の勉強会のようなものが立ち上がって行ったらなあ、そんな思いからだったんですが、、、
今回、守本さんも実践につながる繋がりがいくつかできましたと仰っていましたし、すごく良かった、今日の米子の勉強会のも参加しますとのメールも頂きました。
たった一人でも、喜んでくださる、次のステップにつながる方があったということ、どうなることやらという気持ちもありましたが、やっぱり!やって良かった。
そして、次、どうしたもんかなんて考えている自分が(^^;;
今年が終わったわけではありませんが、お手伝いするものを除くと、取りあえず年内に予定していたプログラムはこれで終わりました。
ということで、肩の荷を7~8割方降ろして、ルンルンで畑の作業。
ただ、考えているほど作業はうまく進みませんし、腰にも来る(^^;; まあ、当たり前と言えば当たり前のことで、いつものことなんですが、、、
昼抜きで畑(^^;;
今日は、朝方一仕事を終えて畑に出たのは11時前で微妙な時間。
やっちゃえ!ってことで、昼食抜きで夕方まで走っちゃいました(^^;; 若くもないのに、年寄りの冷や水、何て言葉が飛んできそうな気配を感じながらですが・・・
でも、2時過ぎに畑でお茶。頂いたオーガニックのルイボスティーに自分の畑のレモングラスでハーブティー。自然に近いお煎餅と米粉クッキーで。
目の前には、いるはいるは、色々な昆虫たち。まあ、当然ながら作物につく虫もたくさんの種類いて、女性が遊びに来てくれると楽しいことが起こる(*^^*)
今日、確認した芋虫だけでも10種類は下らなうえ、それぞれ好みが違う。自然は奥深です。