昨日、ミッチーの施術を受けましたが、いつもながら自分の相貌の事前事後の相違が凄い!
それはそれとして、鍼灸師でもあるミッチーって不思議な人で、普通では見えないものやことや物語が降りてくる?のかな。
そのミッチーがドイツ生まれの何かおかしなシステムを使って、更に今と未来をサジェスチョンしてくれるんですが、、、
「治さんの祖先の皆さんは“与えることと受け取ることを混同していた“そうですよ・・・」と。
なるほど~~!!これには即、答えましたね。
はるか昔の小さな共同体(150人位迄)は、全てのものを共有していたらしいし、そういう共同体の在り方は僕の理想なんだよね、先祖もそうならとても嬉しいと。
人口減少社会を担当する人って?
これって、今読んでいる「人口減少社会の未来学」で生命にズバッと入ってきたこと。
そして一方、農耕が始まり余剰生産物ができるようになると、150人を超えるような共同体では全体で共有されず、トップが独占するようになったのだとか。
一部のものが独占しストックするようになると、他の共同体との諍いが始まるんですよね、一部が大きくなったものが国家となり、大戦争にも発展する。
さて、この本の主題の人口減少ですが、国立社会保障人口問題研究所によれば、2100年の人口は中位推計で現在の半分と推計されています。
その上、AIの普及は仕事を劇的に減らすと言われている。
社会が劇的な変化をしていく時代ですよね。
ところが、国家の行く末を考え、デザインする人や組織がない。らしい。
国がそうだから?県や市町村だって寡聞にして聞いたことがありません。
人口が半減した地域のグランドデザインって、地域の皆さんに任せておけばいい?それならそれらしい手当もあろうものですが、、、
婚外子を支える社会
もう一つ、面白いというかとても大切な視点だと思ったのは、婚外子の割合、50%を超えるフランスやスウェーデンでは人口が増加しています。
一方の日本は2.3%、ある厚生労働大臣は「女性は子どもを産む機械」というくらいの認識ですし、男女別姓へのハードルも今もって高止まり。
多様な生き方を支え寄り添う国の姿勢や、社会の意識変化は喫緊の課題かなあ?
まあ、このまま将来人口が低位推計で推移する社会で問題ないということなら、大家族主義を標榜し続け、地域の未来は地域の成り行きに任せておけばいいのかもしれませんけどね。