朝も明けやらぬ頃、何やら大きな音で目が覚めました。
また、お隣はこんなに早くから何を始められたんだろうと思いながらうつらうつら。
あれ!?ひょっとしてあの音って、、、僕の小屋の屋根板が躍っている音?
そう言えば、先日の突風の時も叫んでいましたが、そのままにしてた(^^;;
こりゃあ、ご近所に迷惑をかけているよなあ、、、何とかしなきゃ。
朝ご飯を食べながら作戦を練り、よおし、これなら~~
ただ、ネックは脚立ともしかしたら重いものを持ち上げる?
いつぞやのことも頭をよぎり。
雪交じりの突風の中ですから十分な防寒対策と、作戦で思い浮かんだ道具~ロープ、脚立、熊手様の物~を準備していざ!
そうそう、何かの時のために携帯をポケットに(*^^*)
ロープ、風もあって思い通りに行かず、やはり脚立の上から!今度は上首尾。
片方を結んで屋根板の上を這わせて、めくれた屋根板を正常位置に、これがなかなかの難作業、試行錯誤の末にかろうじて。
ロープがまあまあ思いに近くかかったものの、風が凄すぎ、で、ロストルを2枚とブロック一本をエッチラオッチラ、やっとこさ持ち上げて重しにしてひとまず終了。
(写真の赤丸の所に重しを置きました^^;;)
お天気が回復したら、もう一度屋根の浪板に笠釘を打ち、浪板が風を孕まないよう破風の所にカバーをする作業かな?
材料の段取りや下地の修正もあるから半日仕事。
日常生活を維持するのは簡単じゃない、百姓ってよく言ったものですね。
故郷出身の詩人、里みちこさんの投稿が地元紙に掲載されていると聞き、帰って新聞を開きました。
ついでに開いた今日の新聞には「24年度予算案112兆円 4分の1は国債費、財政悪化」との記事。
辺野古で沖縄県が敗訴したり、パーティー券で派閥事務所が手入れを受けるくらいだから、明るい展望を感じる何て望んでも無理と国民も思うはずかな(涙)
そんな中での里さんの投稿、21年前に一畑百貨店から「詩語り講演」を頼まれた時の話。
講演はお客様に2回、閉店後は社員にとの依頼で、言葉の力で新しい心の扉を開くことができた体験を話したのだとか。
お金と見えるものを交換する百貨店で、見えない「言葉」がプレゼントされ、たまたま参加で来たお客様や社員から喜びの声が届いたと。
この「一日物語」は立場を超えた人のつながり、ぬくもりの輪の広がりを感得させてくれたと書かれています。
その一畑百貨店は、来年1月で長い歴史に幕を閉じると聞いています。
ちょっと寂しいけど時代かなあ、政治には、立場を超えた人のつながりやぬくもりの輪の広がりを紡ぎだす“働き”を期待したいものです。