連日、突っ込みどころ満載の一面、二面の記事ですが、書き始めると愚痴っぽくなってしまうのでスルーしてと、、、
今朝読み終わった川原和人著「古代出雲繁栄の謎」に「縄文人から学ぶ家族とは」とのコラムがあり、気に入ったので紹介しますね。
以前にも、全てを共有できるコミュニティは150人までという学説や、井戸尻遺跡群では竪穴住居も集落も月母神の子宮に見立てられていたことなど紹介しましたが。
縄文の家族と集落の絆
このコラムでは、その住居に暮らす家族は炉を囲み、生きるための教育がなされただろうが、食料の確保など自然に関することが大半であったろうと。
また、子どもは、一人前になるために食べらだろう植物やとれる動物の習性等の知識と生活に係る技術を必死で親から学ぼうとしただろうと。
そこには、親を尊敬する子どもと、子どもの成長を願ってやまない親がいて、家族の絆を深めていたに違いないと。
そして、食べ物は生きていくために最も大切だから、争いの原因にもなるので、村の決まりごとは食べ物のことが最初に決められたに違いない。
人間は、他の動物に比べて力が劣るので、頭を使って獲物をとらなければならなかったことが、共同意識を高めたものと思われると。
今なら、さしずめ家族の団欒は学校のことや勉強のこと、友達のことが主になるんでしょうね。
そうそう、ヘタすると親のようにだけはなりたくないと思う子どもがいたり(涙
また、近所との付き合いは煩わしいので?田舎を引き払ってマンションに住む。
縄文時代は、家族の絆、集落の絆なくして厳しい自然の中で生活できなかった。
そこには、人間生活の原点があり、我々は縄文人から学ぶことが多々あるだろうと。