小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



神奈川県では河川の増水による洪水時の水位観測に特化した危機管理型水位計の設置を進めており、小田原市内では4ヶ所に危機管理型水位計が設置された。前回は狩川に設置された危機型管理水位計を紹介したが、今回は山王川に設置された危機管理型水位計を撮影してきた。山王川に新たに設置された危機管理型水位計は、県のホームページによると井細田大橋に設置されているとの記載があって井細田橋へ。しかしながら橋自体には設置されておらず左岸上流の護岸に設置されていた。左岸の護岸上部のフェンスに新しい機器が設置されていた。狩川管理橋の危機管理型水位計と同じメーカーで太陽電池と無線通信ボックスのユニット。肝心の水位を観測するための機器は見当たらず。右岸側から見ると無線通信ボックスから護岸下まで管のようなものが取り付けられていた。接触型の水位センサーで水圧を検出して水位を測定するタイプの水位計。井細田橋の周辺はここ数年、川底に溜まった土砂の搬出が行われ以前と比べると川底が深くなって洪水のリスクが減少している。危機管理型水位計は川の増水時は2分や5分更新で水位を観測してホームページでデータが確認出来るので、今年大雨が降った際にはどのように運用されるのか注目したい。

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