<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

毛虫の体は小さい

2016年01月11日 20時05分05秒 | Weblog

影響力の大きい人がいる。影響力が小さい人もいる。世の中には活動家と非活動家がいる。半分ずつくらいに分かれている。でも、比較は出来ない。よい方に働く影響力だけではないからである。

波の高さが高ければ、波底の低さもそれだけ低くなる。大波になる。大波が荒れた波になることもある。思わぬ余波を蒙って船が沈没させられてしまうこともある。結果的には、片方が無意識加害して片方が無意識被害を受けることもある。

影響力が大きいからといって、だから、驕ってはならない。小さいからといって卑下をすることもない。

ただ単に売名家で、大向こうを張る自己主張が強いだけということもある。

世の中を動かすことが悪いのではない。そういう派手な立ち回りを得意とする人がいるので、政治が功を奏したということもある。

だが、派手でなくともいいのである。

人間救済、国民救済の役目を、神さま以上仏さま以上に発揮しなくていいのではないか。

原爆だ水爆だと騒ぎ立てて、実験成功を国の外交カードに使わない方がいいのではないか。一国の独善を押し進めればわれらが地球の存続だって危うくなりかねない。領土拡充を押し武力行使に出て、国民の支持を取り付ける大国指導者も居る。

坐禅道場では畳一畳が一人の生活の場である。ひたすらこの広さを守っていることも崇高なことなのである。

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一人が強がって100人分、1000人分の畳の広さを我が広さにすれば、それだけの人が居場所を失うということだってあるのである。

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非活動家の隠者は、己の居場所をできるだけ小さくして生きることをよしとしていた。それで足りていたようである。

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毛虫の体は小さい。それだけ食い荒らす食糧も少なくてすんでいる。テリトリーの狭い分はそれだけ広く「盗まず殺さず侵さず」が実現する。

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大きいことはいいことだ、でもない。強いことがいいことだ、でもない。侵略が正義でもない。

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それで鼻息を荒くすることもあるまい。

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こころの平和だけで平和に暮らしている人だっているのである。

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簡単蒸し野菜

2016年01月11日 19時49分07秒 | Weblog

畑から抜いてきた大根を摺ってすりすりにして、これにレモンをたっぷりかける。そして少々の醤油を加える。これで蒸し野菜の下地が出来上がる。自家製のキャベツ、白菜、大根、人参、ブロッコリー、カリフラワー、里芋等が蒸されて出て来る。簡単な料理である。これをいただく。そのものの味が保たれていておいしい。我が家の夕食にこれがあった。茹で蛸は1時間も煮込まれてやわらかくなっていた。大粒の牡蠣を焼いた。熱燗の肴にした。白ご飯は食べない。代わりに焼きサツマイモを2箇頬張った。

 

 

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此処に満ち満ちている声

2016年01月11日 18時36分17秒 | Weblog

今日のブログで「今現在説法」のことを書きました。これは「(仏陀は)今現に(此処に)在(いま)して法を説きたまふ」ということだと解釈しました。

説いておられるのだから聞こえてこなければなりません。さぶろうは聞こうとしてはいます。耳をそばだてていたいと思っています。聞こえて来ていないとは思っていません。仏陀のご苦労を水の泡にしないようにと思っています。

さぶろうが経典を読むとそこに仏陀の声がしています。法を説く声がしています。読経はさぶろうがしているのに、法を説いているのはまぎれもなく仏陀その人です。さぶろうはうやうやしくなります。これほどの近さに近づいておられます。かたじけなくなります。

峯の色渓の響きもみなながらわが釈迦牟尼の声とすがたと    道元禅師

道元禅師は峯の色に仏陀の姿を見、谿の響きに仏陀の声を聞いておられます。宇宙中に仏陀の声を聞いておられます。宇宙中が説法に参加しています。禅師の耳が涙をこぼしています。

地にありて空にもありて釈迦牟尼の説きたまふべし声ぞ耳あつ   李白黄

仏陀が此処にいてさぶろうのために説いておられる法(のり)の声ですから、聞かなかったではすまされません。此処に満ち満ちている仏陀の声ですから。

 

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情熱の冬薔薇の大輪

2016年01月11日 17時43分55秒 | Weblog

シューベルトのセレナードを聴いています。セレナードを聴くにはおよそふさわしくない醜い男が、さもさもふさわしくなったかのような錯覚をおこし、とろりとなって聴いています。ちぐはぐさがおかしくなります。

セレナードは本来、思いを寄せる女性の家の窓辺で奏でる音楽です。この老人にはそんな女性が見当たりません。まあ、YouTubeで聴くだけなら許してもらいましょう。

往復14kmのサイクリングから戻って来た後、外で草取りをしていました。聖護院大根の畑の畝にはホトケノザがこれを凌ぐようにして茂っています。聖護院は種蒔きが遅かったので太っていません。夕方になるとさすがに冷えて来ました。ぶるぶる。早めに引き上げてきて、いまは部屋で暖房をかけています。

あ。サイクリングをして通りかかった一軒の家の庭先に、真っ赤な薔薇が大輪を広げて勢いよく咲いていました。この寒い冬にもこれだけの情熱が放てるのですね。お裾分けにあずかりたいものです。

 

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聞こえるかさぶろう

2016年01月11日 09時16分00秒 | Weblog

今現在説法。こんげんざいせっぽう。今、仏は現に此処にいまして法を説きたまふ。此処とはさぶろうのいるところである。仏の説きたまう法を聞いているか、さぶろう? 聞こえるか、さぶろう? 仏は常に此処にいて説法したまふなり。

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美人はいいなあ

2016年01月11日 08時47分44秒 | Weblog

美人さんはいいなあ。じろじろ。美人さんだからじろじろ。ただでは悪いけど。青紫のツーピースがお似合い。ほっそり。寒い冬なのに、身軽ないでたち。年の頃は50そこそこか。色白なのにあたたかく感じる。やさしい目だ。上品なショートカットの髪。ウォーキングが終り、彼女はすぐに立ち去っていってしまった。ことばを交わすこともなかった。あれから一日。一日たってもまだ美しい残像がちらちらする。美人さんはいいなあ。人の心に長く住める。

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ごろん

2016年01月11日 06時44分37秒 | Weblog

憂えなければならないことは山ほど海ほどあるというのに、さぶろうはごろんとなっているだけである。うつけ者である。世を憂えねばならいことはあまりにも多い。国を憂えよ、国の現在、未来を憂えよ。命令をしても知らんふりするだけのさぶろう。薄情者がごろんとしている。

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ほっかり

2016年01月11日 06時27分04秒 | Weblog

肛門が胴体の端末部に設置されていた。足の裏にあったら歩けないところだった。臍の位置だったら犬になって伏せねばならなかった。頭上にでもあったらさぞかし困ったろう。ベストな配置だった。今朝はこれを喜こぼうじゃないか、さぶろう。ほっかり便座に座るだけでよかったのだからね。

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ただ仏さまと仏さまの世界

2016年01月11日 02時26分59秒 | Weblog

唯仏与仏。ゆいぶつよぶつ。唯 仏さまと仏さまのみが仏さまの法、この世界の真実を究めている。法華経にそうある。人間には究められない。さぶろうには究められない。ということである。それでいいと思う。仏さまが究めておられるのであれば。仏さまを通して究めるという方法があるからである。

さぶろうはよく唯仏与仏の世界を考えてみる。仏さまが仏さまと対面しておられるところをイメージしてみる。そしてそれでほっとする。これでもういいと思う。十分だと思う。仏さまの世界があればそれで十分だと思う。

世間虚仮、唯仏是真。この世は虚仮である。欲望の渦巻くこの世は虚仮であるけれども、虚仮ではない是真の世界がある。仏の世界がある。これは嬉しいことだ。

この世は争いが絶えない。紛争が絶えない。人と人との戦さ、民族と民族との戦さ、国と国との戦さ。欲望と欲望との戦さ。どれも虚仮を深めるばかりではないか。

仏は救済の仏である。救済を棄てた仏はもはや仏ではない。自己満足をしてよしとする仏はいない。唯仏与仏。仏さまと仏さまがただただ虚仮のこの世の救済に専念しておられるように思われる。

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