まもなく3時。午後3時。一人前を気取って、ティータイムを要求する。
コーヒーが提供される。ホットなコーヒーが。
プラス雷門おこしが。
浅草観音、雷門おこしは東京人からのいただきもの。
黒糖おこし。
一度頂いて、「おいしかった」とお礼状を書いたら、またすぐに大量に届けて下さった。
恐縮する。
恐縮するが喰わない手はない。
たぶんこんなケースは誰にでもあるだろう。お礼状は書きにくいものだ。
黒糖おこしはたしかにうまい。ぼりぼりぼりと噛んで噛み砕いて食べる。
途中途中にコーヒーを飲む。
おかげで、コーヒーが冷めてしまった。
おややや、あれほど降っていた牡丹雪が止んでいる。