針供養豆腐一丁神棚に
山鳩暮風
これもわたしの落選の俳句。
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冷たい冬の日の2月、針供養の日がありました。針供養は四角い豆腐一丁を用意します。これに使い古した針を立てて、神棚にお供えして、日頃の感謝をするしきたりです。
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針仕事をしているのがお母さんでした。過去形です。いまはもうそんなことをするお母さんは稀です。女性は、お母さんしている暇なんかないようにしています。社会に出て縦横無尽の活躍しています。
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なのに、我が家の老女のおばば様がまだ古い日のしきたりを続けています。
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ついせんだっても破けた服を縫ってもらいました。
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