夏の間はお風呂はシャワーだけですませていたのに、急に冷え込んでくるようになって、そうはいかなくなった。41度に温度設定をして、湯船につかって全身をあたためる。これはなんとも言えず快適快感になった。寝るときにも掛け布団をかけるようになった。下着はまだ半袖だが、夜明け方は冷え込んできて上着が欲しくなるほどだ。季節は巡っていく。
*
今日、朝方、ジャガイモの種を植え付けていると、赤トンボが地上すれすれにわたしのまわりを舞った。赤トンボはここいらでは精霊(しょうりょう)トンボとも呼ばれている。お彼岸の頃に飛び回るからだろうか? 昨日はお彼岸の中日。一日遅れでお墓参りをした。久しぶりで帰ってきている次女といっしょに。祖先の精霊は赤トンボを飛行船代わりにしているのかもしれないな。
祖先からするとわたしは子孫ということになる。子孫が絶えることなく続いて、お墓参りをしてくれるというのは、祖先からすれば嬉しいことに違いない。お墓参りをした次女(まだ独身)曰く。「ご先祖様はわたしが結婚することを望んでいるわよね」
「どうして?」わたしが聞き返す。
「だって、そうしたら子孫を生んでくれることになるでしょ?」
「うん」
「子孫ができたら、祖先はいつまでも祖先の顔をしていられるものね」
「なるほど、子孫が途絶えたら、帰ってきたいって気持ちにもならないのかもしれないね」
などと他愛ない会話をした。娘は、しかし、結婚したら、よその家のお墓に入ることになるから、その子どもや孫はここへはやってこないことになる。男性だって、家を継ぐとは限らないし、遠くへ出て行って帰らないこともあるだろう。
精霊トンボに乗ってだったら、しかし、何処へでも行けるのかも知れないね。
*
さ、湯上がりの後で、体が冷えないうちにお布団に入ろうかな。
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今日、朝方、ジャガイモの種を植え付けていると、赤トンボが地上すれすれにわたしのまわりを舞った。赤トンボはここいらでは精霊(しょうりょう)トンボとも呼ばれている。お彼岸の頃に飛び回るからだろうか? 昨日はお彼岸の中日。一日遅れでお墓参りをした。久しぶりで帰ってきている次女といっしょに。祖先の精霊は赤トンボを飛行船代わりにしているのかもしれないな。
祖先からするとわたしは子孫ということになる。子孫が絶えることなく続いて、お墓参りをしてくれるというのは、祖先からすれば嬉しいことに違いない。お墓参りをした次女(まだ独身)曰く。「ご先祖様はわたしが結婚することを望んでいるわよね」
「どうして?」わたしが聞き返す。
「だって、そうしたら子孫を生んでくれることになるでしょ?」
「うん」
「子孫ができたら、祖先はいつまでも祖先の顔をしていられるものね」
「なるほど、子孫が途絶えたら、帰ってきたいって気持ちにもならないのかもしれないね」
などと他愛ない会話をした。娘は、しかし、結婚したら、よその家のお墓に入ることになるから、その子どもや孫はここへはやってこないことになる。男性だって、家を継ぐとは限らないし、遠くへ出て行って帰らないこともあるだろう。
精霊トンボに乗ってだったら、しかし、何処へでも行けるのかも知れないね。
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さ、湯上がりの後で、体が冷えないうちにお布団に入ろうかな。
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