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ここは福知山駅。國鐵時代・・・・
門司発福知山行きの長距離鈍行列車があった。824列車 595.1キロを18時間29分。
門司 5時22分発 (EF30電気機関車で関門トンネルを潜る) 下関5時30分着 (DD51ディーゼル機関車に付け替え作業)
下関 5時42分発 長門二見 6時46分発
長門市 7時51分着(休憩) 8時06分発
益田 10時10分着(休憩)10時28分発
浜田 11時24分着(休憩)11時41分発
大きな重要駅に長時間停車して、23時51分、京都府の福知山に到着。(時刻表は1983(昭和58)年版を参考)
下関で付け替えたDD51は浜田で引き離し、別のDD51に付け替え。浜田から米子まで。米子でまた付け替えて終点、福知山まで。
今はなき、豪華寝台特急カシオペアは札幌を16時12分に出発して、上野には翌朝9時25分。17時間13分の旅。
824列車は戦前あるいは戦後まもなく製造された古くてボロ客車。乗車時間はカシオペアとほぼ同じといっても、比べ物にならないほど。
カシオペアも札幌から函館間は「特急」と銘打っている列車なので、多少でもスピードをアップさせるためにDD51を2連。函館から先は電気機関車。
1214.7キロを17時間13分。山陰鈍行824列車は595.1キロを18時間29分。単純に計算してみると、鈍行と特急の差は2倍。
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駅構内の自動券売機は2台、新型MV50型の「みどりの券売機」1台。左の券売機でピンク色に染まっている機種はオレンジカード対応機。やはり、田舎だから・・・台数も控えめに。
福知山もイコカエリアかと思ったら、なんとエリア外。同じ線内の篠山口から。改札口は自動改札化されておらず、昔ながらの有人改札。
【区】東京都区内 → 【区】東京都区内
経由:新幹線・金沢・北陸・小浜線・舞鶴・山陰・福知・東海・新大阪・新幹線の切符で一瞬固まり、経路を確認。
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駅前で展示されていた蒸気機関車。よく見たら、煙突のところに鳥さんが・・・。
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拡大して確認してみたら、アカハラちゃま。我が家のシロハラちゃまもしっかり毎日のように来ています。自分は渡り鳥であることを忘れているみたい。