毎年、梅雨の末期に差し掛かると九州や西日本で大雨特別警報が発表されるほど豪雨が発生しやすくなります。テレビでJR美祢線の線路が流されたというニュースが流れました、実は、今から13年前の2010(平成22)年7月の豪雨で線路が流され、13億円を投じて1年間で復旧させたというのに再び大きな災害です。
美祢線は私が山口県のなにもない田舎で過ごしていたころ、単に山陰本線で下関まで往復するのが面白くないからと、長門市駅のみどりの窓口(現在はリモートの話せる券売機稼働中)でくるりと1周するきっぷを作るとか、そういうこともありました。美祢線は古き良き時代の風景が続くので、乗っていてなぜか心が洗われていくような感覚になります。
今回の災害で再び線路が復旧するかどうかちょっと不明ですが、もし、復旧できたら、お近くへご旅行のあかつきには是非とも美祢線をご利用ください。
最後に乗車したのは・・・
今から3年前の2020(令和2)年9月の終わり頃。おそらく夏期休暇消化のため、これを行使。「何十年前かに利用した路線を再び」というテーマなので、日豊本線で大分まで、豊肥本線で熊本へ横断。久留米まで新幹線で移動して、鹿児島本線で原田へ。筑豊本線の原田から桂川まで(通称「原田線」)は1日数本しか走らない超閑散路線なので、長時間待つことがないように調整。筑豊本線といっても、折尾から若松までの通常若松線もかなり久しぶりなので、それを乗り通して、小倉へ。
小倉で泊まって、翌日は〇〇のはなし号で我が故郷を通過。長門市から美祢線経由で厚狭、そこから新幹線で帰京するプランでした。あの頃はずっと晴天が続いていて旅行日和でした。
あの頃の美祢線記事は こちら。