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令和時代に昭和初期の雰囲気

2025-01-24 00:00:03 | 2024_冬_令和に蘇る国鉄旧型客車


 川根温泉笹間渡駅まで連れてくれる、釜(カマ)はC10 8です。蒸気機関車のことを「カマ」と言っているのは、蒸気機関車のボイラーを意味します。

 なんと1930(昭和5)年、川崎車両で製造なので、御年95歳の車両です。新製時は東京の新小岩機関区に配置された後、各地を転々しました。
戦後高度経済成長期は急速に電車、ディーゼルカーなどの無煙化が進み、製造してからわずか31年後の1961(昭和36)年、会津若松機関区で廃車。
 1994(平成6)年に岩手県宮古市から大井川鐵道へ入線し、1997(平成9)年から営業運転を開始しましたとのことです。

 95歳の車両を操っているのは、先代から引き継がれた若い人です。

 スハフ43。懐かしいです。私が子どもの頃、先頭はディーゼル機関車のDD51。牽引する客車はスハ42、オハ35、ナハ10など旧型客車でした。

 オリジナルは茶色か、青色の塗装ですが、大井川鐵道ではオレンジ色に塗り替えたようです。

 うわあ、懐かしい。車内の雰囲気。確かにそうでした。当時と相違点は、国鉄時代は喫煙王国なので、灰皿付き。現在は禁煙が常識なので、灰皿は撤去されています。冬は、蒸気のスチームによる暖房はありますが、夏場のクーラーはありません。通年SLと旧型客車による運行が行われていますが、夏になると旧型客車に冷房はありません。熱中症に注意してくださいとホームページなどでよく呼びかけています。子どもの頃通年、通学にこの旧型客車に乗りましたが、夏になっても暑くてむさ苦しかったという思い出はありません。当時は今のような高温ではない時代だったからでしょうか。

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