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大阪環状線は1周20キロ。天王寺はおよそ10キロなので、中間地点。関西本線や阪和線への乗り換え駅なので、ほとんど乗客は入れ替わります。天王寺を出ると、寺田町。
寺田といえば、よくテレビで見かける天才子役の「ココロ」君を連想。まだ8歳だというのに妙に大人びたコメントにビックリします。
こちらは真新しい大阪環状線バージョンの駅名票ですが・・・
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「大阪環状線改造プロジェクト」のため各駅で 国鉄のイメージを払拭するため現存するホームをリニューアル工事が行われた。長年も封印されていた広告板をはがしたところ、古い駅名標を発見。「鉄道遺産」として見えるカバーをかけて保存されています。
「天王寺区」でなく、旧字体の「天王寺區」。「てらだちよう」と「寺田町」の表示の下に「てらだちやう」の文字が右側から左側に書かれていた痕跡が残っています。駅が出来た1932(昭和7)年当時のものと思われる。東京駅も、戦前、右から左へ「うやきうと」の文字。今のように「東京」ではなく、「京東」。
いつから「うやきうと」から「とうきょう」に改めたのか調べてみたら・・・
公用文作成の要領 内閣閣甲16号 昭和27年4月4日
第3 書き方について
執務能率を増進する目的をもって,書類の書き方について,次のことを実行する。
1 一定の猶予期間を定めて,なるべく広い範囲にわたって左横書きとする。
戦後の昭和27年あたりから今のように、左から右へと改めたようです。