現地時間9日のブルージェイズ-レッドソックス戦で大家と松坂の日本人投手対決が実現しました。意外なようですが、日本人同士の先発投手対決は実に5年ぶりとなったそうです。これだけ日本人メジャーリーガーがいるのですから、もっとあるのではないかと思いますが、今回で4度目のことだそうです。
松坂は前回のマリナーズ戦では制球に苦しみ7失点で降板しましたが、今回は調整方法を変え十分に走り込みをして臨んだそうです。その効果もあって制球も安定し絶好調まではいきませんが、7回を5安打1失点8奪三振に抑えました。
テレビで試合のハイライトを見ましたが、伸びのあるストレートが低めにビシッと決まり、変化球にもキレがありましたし、本来の投球に近い状態だったと思います。これまでですと、必ず1イニングか2イニング四球から崩れるイニングがありましたが、今回はそれもなく失点もホームランによる1点だけでした。
今回のピッチングで完全復活とはまだ言いがたいですが、大分落ち着いてきたように思えます。あと数試合、安定したピッチングが出来れば問題ないと思います。
一方、大家ですが、この試合はコントロールに苦しみ5四球を与えて4回2/3、3失点で降板しました。メジャーの先輩としての意地もあったと思いますし、大家にとっては悔しいピッチングだったと思います。
マイナーに降格してしまった井川にも早いところ戻って来てもらって、今度は松坂vs井川と言うのも見てみたいですね。