2000安打に王手をかけていた松井(秀)がやっと2000本安打を達成しました。
本拠地ヤンキースタジアムでのマリナーズ戦(現地時間5月6日)の第3打席、高く打ち上げた打球はレフトへ飛んで行きイバニエスが補給態勢入ったと思ったら、太陽が入ったようでグラブをかすり抜けてポトリと落ちました。この打球で松井は2塁まで達しましたが、記録はエラーと表示されました。しかし、その後に記録が訂正されて「ツーベースヒット」となりました
本来なら、スコアボード「2000本安打達成(もちろん英語で)」くらいのことが紹介されて、喝采を浴びる場面なのですが、これじゃ大記録もあったものではありません。続く第4打席でライト前へタイムリーとなるクリーンヒットを打ったので、どうせならこの打席で2000本安打の方が良かったのではないでしょうか?最初はエラーだったのでお宝となる「記念球」はどれだか分らなくなってしまったようです。
あまり記録に拘らない松井ですから、そんなには気にしていないようでしたが、2000本安打という偉大な記録ですから、本当のところは欲しかったのではないでしょうか?
それはさて置き、2000本安打と言うのは野手にとっては一流の証ですし、2000本安打を達成する選手の大部分はピークを過ぎて引退前にやっと達成するような大記録ですが、何か松井はやすやすと打ってしまったように感じてなりません。松井にとっては単なる通過点に過ぎないのかもしれません。
松井がこのままメジャーで試合に出続ければ、年間の試合数が多い(年間162試合)ので年に150~170安打ずつと考えると通算で3000本くらいまで行けるのではと思います。