大内宿を訪れた後は山形へ・・・。
翌日(12月30日)は山寺へ行きました。
山寺の正式な名称は「宝珠山 立石寺」です。
山形駅から8時18分発の仙山線に乗り20分弱で山寺駅に到着。
駅を出ると「山寺ホテル」と言う看板のレトロな建物があります。
現在はホテルとしては営業しておらず、「やまがたレトロ館」と言う観光施設になっている様です。
この日は休館でした。
その上に見えるのは雪化粧した山寺の絶景です。
前日までの大雪とは打って変わってきれいに晴れました。
立谷川に架かる山寺宝珠橋を渡って山寺へ向かいます。
入口の石段を上がると根本中堂(本堂)が見えます。
ブナ材で建てられた建築物(1356年に再建)では日本最古の物で国の重要文化財に指定されています。
根本中堂で手を合わせ、奥へ進むと松尾芭蕉と弟子の曾良(そら)の像があります。
「閑けさや岩に染み入る蝉の声」と言う有名な句を山寺で詠みました。
山門を潜ると奥の院へ続く1015段の石段を登って行きます。
雪が残っており滑りそうで怖いです。
小さなお堂の中に何かが入って行きました。
サルです。
お供え物を持って逃走!
子ザルもいます。
朝の人の少ない時間でしたので出てきたのでしょうか。
再び、登ります。
日差しにより、木の枝に積もった雪が溶けて落ちてきます。
幻想的な美しい風景です。
しかし、段々息が切れてきました。
只でさえキツいのに5kg以上あるカメラバッグを提げて登っているので流石に堪えます。
元々は修行の為の場所なので辛いのは当たり前ですよね。
登ることで煩悩が消滅すると言われているそうです。
石段はまだまだ続きます。