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日曜日(13日)の赤塚植物園です。
梅園にあるハギ(マルバハギ)の花が咲きました。
季節は夏から秋へ、ハギの花は決して華やかでは控えめな美しさがあります。
ノコンギクも然り!
漢字で書くと野紺菊とかきますが、見た目は白い花です。
しかし、蕾を見ると紫色ですね。(蕾は下の写真の左上にあります)
実はノコンギクの花は淡い紫色なのです。
最後はヤブランの花です。
園内の至る所に咲いています。
板橋区加賀にある陸軍火薬製造所跡です。
石神井川沿いのある加賀公園に隣接しています。
加賀公園と火薬製造所のあった場所は江戸時代には加賀藩下屋敷があった場所です。
跡地には当時の建物と火薬の品質を確認する弾道検査管が残っています。
そして、隣の加賀公園には弾道検査管の標的が残っています。
歴史を伝える上で貴重な資料です。
当時は王子や十条にあった陸軍工場までトロッコの線路が敷かれていたそうです。
石神井川を隔てた対岸には理化学研究所板橋分所があり、戦前に建てられた研究所の建物も残っています。
日本人として初めてノーベル賞(物理学賞)を受賞した湯川秀樹博士もここで研究されていたそうです。
理化学研究所の創設には渋沢栄一も絡んでおり、その関係か?建物には煉瓦が使われています。
当然、深谷で作られた煉瓦が使用されているのでしょうね。
陸軍火薬製造所跡については板橋区が数年後(2024年頃)を目標に公園として整備することが決まっています。
現在は柵の外からしか見られませんが、数年後には近くで見ることが出来そうです。
板橋宿にある文殊院(もんじゅいん)です。
創建は江戸時代初期と言われ、門の横にある延命地蔵堂を祀る寺と開山されたと言われているそうです。
小さい寺ですが、由緒ある寺です。
この寺に赴任した住職は大寺院に栄転することから出世寺とも呼ばれていたそうです。
延命地蔵の横には古い石仏があります。
観音様でしょうか?
仲宿商店街で古い商店を発見!
板五米店と書いてあります。
大正時代に建てられた米屋で昨年よりカフェとしてリノベーションされたそうです。
建物の横に回ってみると煉瓦造りとなっています。
次回、訪れた際は中に入ってみたいです。
免許の更新で板橋警察署に行きましたが、コロナ対策で免許更新講習会の人数が制限されており、待ち時間が5時間以上・・・。
暇つぶしに周辺を散策しました。
中山道の宿場町として栄えた仲宿商店街(板橋宿)です。
その外れに板橋と言う橋があります。
石神井川に架かる小さな橋ですが、歴史は古く鎌倉時代には橋が架けられていたそうで古くから板橋郷と呼ばれていたそうです。
江戸時代になると中山道の宿場として栄えました。
幕末には皇女和宮が将軍家(家茂)への嫁入りの際に通りました。
3万人の大行列は長さ50キロに及んだとも言われています。
板橋は明治4年(1871年)には東京府に編入され、昭和7年(1932年)に板橋区が誕生しました。
かつては汚かった石神井川もこんなにきれいになりました。
子供の頃は夏は臭くて堪りませんでした。
川の両岸には桜並木があり春には桜が楽しめます。
今回は赤塚植物園で出会った虫たちです。
クロアゲハがツワブキの葉の上で羽を休めています。
強い日差しから逃れて日陰で寛いでるようです。
ウマノスズクサではジャコウアゲハの幼虫が元気に育っています。
アゲハ(ナミアゲハ)やクロアゲハの幼虫は大きくなると緑色の芋虫になりますが、ジャコウアゲハの幼虫は黒い状態で大きくなり、蛹になります。
野草の道では大きなクモの巣があります。
ジョロウグモです。
近くにあるシラヤマギクにはクロウリハムシがいました。
1センチにも満たない小さな虫です。
揺れるシラヤマギクの上にいるクロウリハムシにピントを合わせるのは大変ですよ!
セミの声も賑やかです。
アブラゼミです。
再び、土曜日(5日)の赤塚植物園です。
ノシランの花がたくさん咲いています。
細長い葉と長く伸びた花序に咲く白い花が特徴です。
こちらもノシラン?ではなく、ジャノヒゲ(蛇の髭)です。
リュウノヒゲとも呼ばれます。
ノシランもジャノヒゲもキジカクシ科の植物でよく似ています。
野草の道ではシモバシラの花が咲き始めました。
冬になると葉や茎は枯れてしまいますが、根は生きており枯れた茎から水が染み出て氷の結晶を作ります。
続いてはトコロ(野老)の花です。
直径2、3ミリの小さな花です。
最後はホオズキ(鬼灯)の実です。
見つけたの1つだけですが、ひと際目立ちます。
先日(8月26日)、昭和記念公園に行った際に出会った虫たちです。
先ずはトンボです。
池の畔のトクサの上に止まっていました。
広角レンズ(ディスタゴン24ミリ)で接近!
カノコガもトクサに止まっておりました。
蛾の仲間ですが、きれいです。
続いては赤とんぼ(リスアケネ)です。
*アキアカネではありませんでした。すみません!訂正いたします。
そして、イトトンボもいます。
アジアイトトンボでしょうか?
その上にはジョロウグモのクモの巣がありました。
最後はダリアの花に何かが??
よく見て下さい。
カマキリがいました。
引き続き、土曜日(5日)の赤塚植物園です。
ミズヒキの花が光を浴びてきれいに咲いています。
先日も紹介しましたが、タデ科の植物です。
一方、こちらはキンミズヒキです。
鮮やかな黄色の花です。
ミズヒキと名前は似ていますが、全くの別種(バラ)です。
花の形を見れば一目瞭然です。
最後はナンバンギセルです。
もう終わりですが、1輪だけきれいな花が残っておりました。
水曜(2日)の薬師の泉(板橋区小豆沢)です。
まだまだ残暑が厳しいですが、秋の訪れを告げる花々が咲いています。
入り口では秋の七草の1つ「オミナエシ(女郎花)」がきれいです。
その下にはキバナコスモスが咲いています。
昭和記念公園のキバナコスモス(レモンブライト)はきれいな黄色ですが、オリジナルのキバナコスモスはオレンジ色です。
シュウメイギク(秋明菊)も咲き始めました。
シュウカイドウ(秋海棠)の花も目立つようになりました。
水辺に咲く姿が何とも涼しげです。
色合いがきれいです。
池の畔にはサワギキョウが咲いています。
池の畔で写真を撮っているとコイが寄ってきました。
餌を貰えると思ったのでしょうね。
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日曜(30日)の赤塚植物園です。
8月も終わりと言うのに暑いです。
真夏の日差しですよ!
外にいるだけで汗が出てきます。
先週は工事で入れなかった万葉薬用園へ行ってみると、ナンバンギセル(南蛮煙管)が辛うじて残っていました。
おそらく、先週が見頃だったでしょう。残念!
キキョウ(桔梗)の花も、そろそろ終わりでしょうか?
キキョウの横ではワレモコウ(吾亦紅)の花が咲いています。
まだまだ暑いですが、秋の気配を感じる花です。
こう見えてもバラ科の植物です。
ワレモコウの花の上にある八重桜「関山(カンザン)」の葉には毛虫がたくさん・・・。
*苦手な方がいらっしゃいましたらすみません!
モンクロシャチホコという蛾の幼虫のようです。
続いてはオオバウマノスズクサにいるジャコウアゲハの幼虫です。
大きいので、もうすぐ蛹になりそうです。
最後はノカンゾウの花です。
オレンジ色ががきれいです。
引き続き、昭和記念公園です。
公園の北側にある「こもれびの里」です。
昭和30年代の武蔵野の風景を再現したエリアです。
古民家や蔵も再現されています。
長閑な風景です。
水車もあります。
涼しげですが、暑いです。
熱中症の一歩手前です!
「こもれびの里」と書かれた石板にはバッタがいました。
日の当たっていない部分ですので、少しは涼しいのでしょうか?