明日は土曜日だから...明日にまとめて頼めば...なんて横着心がさっきから
私の袖をひいている。 ベランダの掃除も何も終わっていないのだから...とも。
でも、先日より気にかかっているカラスの行動を確かめたくもなっている。
クリーニングやさんは、火曜日、金曜日に御用聞きにきてくださるのだけど、
もうひとり暮らしでは季節の変わり目以外はあまり頼むものもない。
そこで、散歩がてら持っていけるものは届けて、仕上がったら届けてくれるような
システムに変えた。 そのとき坂の途中の崖で不思議な光景を目にしたのです。
バスの通る坂の大きくカーブしながらくだっていく途中に聳えてる崖の陽だまりに
カラス数羽が、まるで崖に口ばしを刺しているかのような姿でとまっていた。
上下左右、高低、にわかれての姿は見た瞬間は足がとまってしまうほどの異様さがあった。
<はじめて見た姿だったし、虫、ねずみ、何かを狙ってのことなのかしら?>と
反対側に渡って眺めていたが答えは見つからなかった。
帰りは別の坂だったので、そのままになっていたが、ときどきカラスの声を聞くと、
思い出していた。
<坂を下ってお魚やさんに行くなら、遠回りして散歩がてらにしよう> と、
横着心を振り切って、防寒万全で出発した。
カラスのとまっていた崖は枯れ草に覆われていて、北側なのか、寒々とした雰囲気だった。
そのときところどころが白い壁のように見えるのに<あれ、何か工事をしたのかしら>と
よくよく目をこらしてみると<氷>が崖に張り付いている!!


よ~~く見ると氷の裏側を水滴がツー!と落ちてくるのが透けてみえるのです。
今年はじめて<自然の氷>をみましたし、触りました。
<そうだったの、カラスは水のみ場にしていたのね> 正解は知りませんが、私的には納得でした。
滲みでる水でのどをうるおしていたのでしょう。 疑問が解けて坂をくだる足は軽くなりました。
魚屋さんでの買い物は<小鯵、鯵の干物、いか、鰤、シラス>帰ってから下ごしらえが...と思いながら
下げてきました。
バスを降りて、荷物は重いのですが、もうひとつ、気になっていることがあり、
ついでに...と頑張りました。
ベランダの下の急斜面に白い花が咲いているようにみえる木が一本あるのです。大きくはないのです。
<下りて確かめるには、斜面だし、入ってはいけないかも...> でも、まだ陽ざしはありますので
かさばる荷物を抱えるようにして、危なげな階段を慎重に10段ぐらいくだります。
入り口には<危険、立ち入り禁止>とありましたが、見ないふりです。

もうあと10段分ぐらい下れば根元に辿りつけるのですが、階段はなく急斜面ですので無理!!でした。
前に立ちふさがるように枯れ木があり、邪魔をします。
花びらに細かい小さな梅の花でした。 もっとはっきり撮れたはずでしたが...光の加減かしら?
この場所からしか撮れませんでした。
なんだかんだと思いながらも、怠惰にながれていたら解決しなかった二つが私なりに納得できて
よかった3722歩の散歩でした。
こらからお魚の下ごしらえです。イカは菜花とからし酢味噌あえにしようと、手にとったときから
決めていました。鰤は明日、ブリ大根に、小鯵はから揚げにして少しは冷凍、干物は明日一日干して、と、
食べることには頭はまわるようです。
そうそう、マンションゲート脇のミモザが

ツボミを膨らませはじめていました。 後、数日できれいに眺められるようになるかしら。