「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

子どもが遊べない「公園」

2006-12-04 10:28:20 | Weblog
昨日、柏市の「遊びの見本市」という催しで、市の公園を利用させてもらいましたが、数多くの規制が敷かれており、子ども達の自由な発想による“遊び”ができる、子どもの居場所つくりの必要性をより一層強く感じました。

バーベキュー広場があるその公園は、市内でたった二つの“火”の使用を許可された公園なのだそうですが、バーベキューで使った鍋や釜を洗ってはいけない、バーベキューででた炭の燃えカスなどは持ち帰り。という規則になっておりました。子どもどころか、大人にも使いにくい公園でした。(誰のための規則なのか?確かに、この二つの規則を入れることで、管理する側は大いに助かるでしょうが、使うのはだれでしょうか?誰のためのバーベキュー広場なのでしょうか?)

“おかさん”が子どもの頃には、自由に外遊びが楽しめたのに、今の子ども達は「あれも駄目、これも駄目」という禁止事項ばかりの中におかれています。これでは、群れて遊び、社会性を身に付けて、健全に育て!というのは到底無理です。

そんな子ども達に「木登り」や「焚き火」、「ちゃんばら」・・など(大人からみると「うるさく」、「汚く」そして「危ない」という3拍子そろった遊び)を、子ども達がやりたければ、それができる場をつくりたいと考えています。

そして、「大人と子どもが対等な形で共存できる社会」をつくっていくためには、選挙権のない子どもに代わって“子ども達の味方をする”大人たちの存在が不可欠だと思います。その一人になりたいと思います。



コメント (2)
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