広池さんのお墓と麗澤ゴルフ場横の河原を散歩しました。
先日はキビタキの声がしたお墓の森でしたが、今朝はとっても静かでした。
そんな森ですがキクイタダキの他に、一つだけ先週と変わったところがありました。
「カシノナガキクイムシ」の被害にあった樹木に対する実験が一つ終わったようです。
この森では、下の写真にあるように2種類の駆除対策をとったようです。
一つは虫食いが激しく切り倒さなければならなかった樹木の切株処理のようです。(上の写真の右側の地面の白い覆い)
『4月15日までカシノナガキクイムシの「くん蒸作業中」となっていました。』
その実験が終わり、今は白い覆いが取り外されこんな状態です。↓
覆いを外し野ざらしにしているということは、恐らく「くん蒸作業」がうまくいって、
カシノナガキクイムシをこの樹からは駆除できたのだろうと推測されます。
二つ目の実験はまだ実験期間が過ぎていないようです。
粘着シートで簀巻き状態にされた樹の方は8月31日までが実験期間となっています。
こちらも、思惑通りカシノナガキクイムシを駆逐できるとよいのですが・・・。
私は、この「カシノナガキクイムシ」に2012年8月30日に出会ったことが、2012年9月20日のブログで分かりました。
約9年前となります。
その当時ネットで調べてみると、「千葉県林野庁」の無策に嘆いている記事がありました。
『関西方面で数年前から大発生し問題となっていた「カシノナガキクイムシ」の千葉県への侵入を、水際で食い止める努力がされていない。』という趣旨のものでした。
現在「ナラ枯れ被害」が全国的に蔓延し、その防止に躍起になっている林野庁ですが、
何か、今の新型コロナ対策にも通じる甘さがここにもあったようにも感じられます。