4月の18日夕方に設置したトレイルカメラですが、その後1週間の様子を報告します。
全部で270もの写真とビデオが撮れていました。
そのほとんどが写真とビデオの対なのですがいくつかは写真のみとなっていました。
そして、撮れた写真の中で撮影目的のシジュウカラのようすが写っていたのがおよそ90でした。
他は背景の木々の葉の揺れや、旧水戸街道を走る車などに反応してしまっていました。
設置してから、シジュウカラをカメラが感知した日々の回数は次の通りでした。
4月19日 10回、 (この日は、巣に入ったきりのビデオがほとんどでした。)
20日 16回、(この日から、中にメス(?)、外からオス(?)の餌運び始まる)
21日 8回、
22日 5回、 (この日は外でじっと待っているだけの映像あり。)
23日 2回、 (この日も外でじっと待っているだけの映像あり。)
24日 7回、 (中のメスへの餌運びが続いています。ウンチの外出しはまだ見られず。)
25日 3回(ただし3時ころ取り外し)
でした。
とりあえず何枚か写真を載せます。
気温4℃の中、巣の中にメス、そして餌を運んできたオスの飛び去りのシーンだと思われます。
光線の加減で見えずらいのですが、巣横の枝であたりをずっとうかがうオス(?)です。
ナイトモードでの写真も一枚だけありました。
その後も頻繁に巣の中の仲間への餌運びが続いています。
今後の展開が気になったので調べてみました。
「万博記念公園」というHPで調べてみると次のようになっていました。
<繁殖期の様子>
「巣作り」(3月下旬から4月上旬)・・メスが1週間かけて作る。材料はコケ、毛糸、犬の毛など。
「産卵」(4月中旬~)・・・1腹卵数は4から12だが、8から10が普通。
「抱卵」・・・孵化日をそろえるために、全部の卵を産み終わってから抱卵。
「孵化」・・・抱卵から13日から14日で孵化。数時間から1~2日で全て孵化する。
「巣立ち」・・・孵化後18日から20日で巣立ち。孵化後も2週間から1ヶ月は親鳥と共に生活する。
学舎のシジュウカラ夫婦が今、上の表のどこの段階にいるのかはっきりはわかりませんが、卵を2~3日かけて産み終え、おそらく「托卵期」に入ったのではないかと思われます。
孵化まで2週間弱だとすると、孵化予定日は5月G.W.の真っただ中かと思われます。
そんな中で、一つ悩みの種は、トレイルカメラで撮った映像の選別に時間がものすごくかかるということです。
楽しい作業ではありますが・・・・。