「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

夏休みが終わりました。(世の中そんなに甘くない。)

2007-09-02 18:51:42 | Weblog
夏休みがとうとう終わってしまいます。この夏休み期間中、小学生も中学生も、みんなとても頑張って勉強に訪れてくれました。

小学生は、その半分以上の子が週3~5日訪れてくれました。小学生は、通常の勉強の他「いろはカルタ」、「慣用句カルタ」、「日本の県別名産当て」等を日ごとに交互に繰り返して行い、言葉や地理の勉強もしました。

また、小学生6年生を中心に「算数の単位の換算特訓」を行ないました。まだ、完璧ではないけれども、長さや重さ、かさ、割合、%に関する換算がほぼ身についてきたように思います。(これについては夏休み以降も少し継続です。)

中学生は、3年生を中心に全員が暑い中、毎日のように学舎に通って一生懸命勉強を繰り広げてくれました。なので、夏休みの仕上げに行なった「統一模擬試験」では全員に良い結果が出ることを願っておりました。しかし、残念ながら私が暫定的に採点したところによると、一部の子は得点が下がってしまったり、そんなに上がらなかったりした子もいました。

「世の中、そんなに甘くない。」「努力がそんなに簡単に報われるはずはない。」とは、わかっていても、かわいそうな気がします。でも、毎年のことなのです。毎年何人かは、なかなか結果が出せずに苦しみます。そして、そんな子達が頼りにするのは、夏休みやその後に行なった勉強の量です。「これだけやったのだから、成果が上がらないはずがない。」という思いが、継続的な努力を生みます。そして、そのことが、ほとんどの子を最終的には志望校にたどり着かせます。今年もきっとそうなるだろうことを信じて、ともに鍛錬を積んでいきたいと思います。
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2 コメント

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睡眠学習 (おかさん)
2007-09-08 21:25:58
山ちゃん、訪問ありがとうございます。

ここ「森の学舎」ではよく“睡眠学習”という言葉を使って子ども達を励ましています。

一例を挙げると、英語の時間に、ある単元の英語を一定時間内に読むという課題を出すと、みんなそろって一生懸命練習を繰り返します。中には、簡単にクリアーしてしまう子もいますが、大半はかなり苦戦します。そして、次回に「合格」持ち越しということがよくあります。そんなときです、「睡眠学習」という言葉を使って子ども達を励ますのは・・・。

昼間に一生懸命記憶しようとした物事は、その日の夜、寝ている間に脳が記憶の整理をしてくれるといいます。覚えようとしなかった取るに足らない情報は引き出しに整理されないけれども、一生懸命覚えようとした事柄は、しっかり整理してくれるのだそうです。

この「一夜漬け理論」はたぶん正解らしく、次に来た時に読みのテストをすると、ほとんどの子が苦労することなく、スラスラ読めてしまいます。特にその後練習もしていないのに・・・。

このようなことを、目の当たりにすると、「やっぱ、努力は報われるんだ!すごいなと。」嬉しく思います。
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時間と定着 (山ちゃん)
2007-09-06 15:28:55
去年のタロの担任の先生が教えたことがアタマの中に定着するのには少し時間がかかる、ということを保護者会でおっしゃってました。

1年生のときに難しいなぁ、と思っていた数学の問題も3年生になって解きかえしてみると、なんでこんな問題がわからなかったんだろう? というような。

同じことはママ友だちも言っていて、中学当時難しい、と思っていた理科・・・電磁石とか化学式とかそういう類ですが・・・今改めて息子に教えるために読んでみるとものすごくよくわかる、というのです。

ママの年齢になるまでは受験を控えた子どもたちは待てないとは思いますが、がんばって勉強した成果はすぐ、ではなく、少し後に必ず成果として実ると信じています。

ところでタロのアタマはどうなんだ・・・・
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