毎日観察を続けているシジュウカラの巣ですが、ここ1~2日親鳥たちの行動に変化が表れてきました。
相変わらずせっせと餌を運んでは、巣の中から雛たちの糞を外に運び出しています。
ただ、今までは巣の存在が他にわからないように、こっそり様子をうかがって周りに危険がないとわかると素早く巣の中に姿を隠していました。
そして、エサをあげた後はすぐに立ち去っていました。
しかしここのところ、エサをあげた後、巣からすぐに立ち去らなくなったり、エサを持ってこずに巣の周りでしばらくの間ウロチョロしていたりします。
不思議に思ってよーく見ていると、そんな時は親鳥が時々鳴き声を上げて、雛たちに信号を送っているようなのです。
たまたま先日見たNHKの「ダーゥインが来た」で、シジュウカラはたくさんの言語を持っていると紹介されていました。
ひょっとすると、その言葉の勉強会を開いているのかもしれません。
こちらが言葉の勉強会の先生役の親鳥か? ↓ いくつかの鳴き方をしていました。
また、エサを持ってきてもすぐに中に入らず入り口近くで少しウロチョロする様子も見られました。
巣立ちまでは、卵から孵って17日くらいかかるという報告を信じるなら、まだ巣立ちまではかなり日数があるはずです。
ここでも、巣立ちまでの予行演習的な学習を雛たちにさせているのでしょうか?
すぐに立ち去らずかなり長い間巣穴から顔を出して周りの様子を確認していました。↓
などなど勝手な想像を膨らませながら観察を続けています。
<追伸>
昨日シジュウカラを観察しているときに、メジロがシュロ(棕櫚)の木に来ました。
巣材探しなのか、シュロのひげをつついていました。
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