「そこで一言」作文（“おかさん”総理になる）

昨日、小学生の作文Ｇａｍｅとして、「そこで一言」作文。というものを行いました。問題は次のようなものです。

あなたに次のようなことが起こりました。そのときの一言を書いてみましょう。

①あなたは道で一万円札を拾ったので、そのお金を交番に届けました。そのとき、おまわりさんにお金を渡しながら一言。「・・・・・・・・・・・・。」 

②あなたは総理大臣に選ばれました。テレビのインタビューを受けています。「国民のためにどんなことをしたいですか。」とたずねられ一言。「・・・・・・・・・。」

この２つの問題の内一つを選んで「・・・・・・・・・・・。」の部分を作文してもらいました。また、「あなたは」の部分を他の人に代えても良いということにしました。

そうしたら、ほとんどの生徒が①の主人公を“おかさん”に変えていろいろな文章を作りましたが、ただ一人②の主人公を“おかさん”に変えた子がいました。その子の作文はこうでした。

「わたくし、“おかさん”は国民のために日本の借金を全部はらいます。」

衆議院選挙を間近に控えている現在ですが、次期総理大臣がこのようなことを言ってくれたら最高だなと、思わず吹きだしてしまいました。

 

 

 

バナナの焼酎煮の続き（餌を求めて群がる虫たち）

おととい、森に仕掛けた「バナナの焼酎煮」を、昨日学舎の庭に仕掛けてみました。

今朝さっそく見に行くと、大き目のカナブンが一匹たかっていました。口を網の中に入れてずうっと中のバナナを食べあさっていました。恐るべし、「バナナの焼酎煮」。

そして、その横で咲いているヒマワリにも、その樹液を求めていくつかのムシが群がっていました。まだ、名前は調べていませんが、ヨコバイの仲間とアブラムシの仲間でしょうか。きれいに行列をなして、美味しいヒマワリの樹液を楽しんでいるようでした。

 

ごめんなさいこんなに大きくするつもりはなかったのですが、操作を誤ったようです。↑

学習が終わり、かつ、放課後の遊びが終わってから、興味を抱く何人かの子ども達と、観察に行ってみました。

ムシャムシャバナナをむさぼるカナブン。そして、その下の地面で、羽化はしたけれどもうまく飛べずもがいているアブラゼミの姿などを見て分かれました。

蛍観察(夜の森を満喫)

 昨日、学舎恒例の蛍観察を行いました。

今回は少しだけ新しいことをしようということで、「バナナ焼酎煮」という、甲虫類のおびき寄せ装置を午前中に２箇所森の中に設置しておきました。しかし、甲虫類は夜行性のものが多いせいか、夜の８時半時点では、２つのわなともに収穫はゼロでした。

 台所の三角コーナー用の青い網袋にバナナを焼酎で煮た物装置を入れました。↑

また、もう一つ、昆虫が光に集まる性質を使った「光の幕」を森の中に設置しました。こちらも、懐中電灯の光量が少し足りなかったこと、設置時間が１時間半と短かったことから、あまり大きな収穫はありませんでしたが、蛾が２匹、８ｍｍくらいの黒い色をした丸っこい虫が１０匹程度集まってきました。

 後ろから強力懐中電灯で照らしています。↑

 カブトムシのメスを発見しました。↑

昆虫はこのほかに、セミの羽化（ヒグラシ、アブラゼミ、ミンミンゼミ）、シデムシ、オサムシ、カマドウマ、その他たたくさんの種類を見つけました。

そして、肝心のホタルですが、１週間前とは違い、飛んでいるホタルが少なかったのが残念でした。曇り空の雲に町の灯が反射して、８時になっても空が明るい状態だったのがよくなかったのか？雨がしとしと降っていたのがよくなかったのか？など、何が原因かはよくわかりません。また、来年の観察を楽しみにしたいと思います。

 

 

７月の月末漢検の結果（みんなよくやっています。）

３月末から始めた中学生を対象とした「月末漢検テスト」の結果がものすごい状況です。毎回みんな競って勉強してくれているせいか、どんどん各人の対象級があがっています。（小学生は月末ということではなく、国語学習の一環として漢検の学習を行っています。）

２月末時点では、３級合格レベル者が０人。４級２人、５級４人、６級８人という状態でした。

それが、それから５回の月末漢検テストを経た現在では、３級合格レベルが６人、４級５人、５級２人、６級１人。という状態にまでアップしました。（特に嬉しかったのが、５級、４級で４回も足踏みしていた生徒が、そろって合格点を取ったことです。）

今度の１１月８日の漢検で正式な合格証を手にしてもらおうと予定していますが、今の状況だと準２級挑戦が６名にもなりそうな勢いです。

資格云々はともかくとして、みんなが、多くの漢字や言葉を覚えて、これからの人生をより豊かなボキャブラリーで、精神的にリッチに、生きていって欲しいと思います。