落書き帳

日記
思いついたこといろいろ
   (`・ω・´)

着物が仕上がるまで(4)

2007年07月14日 | 和裁
裾から縫い合わせて、表と裏を一体化させていきます。
裾を1cm弱の縫い代で縫っていき、表に返して仕付けをかけます。
3mmくらいのフキをつくり綴じていきます。


裾が終わると今度は背縫い、脇、オクミと縦のラインをこんな感じで表と裏とを綴じていきます。


袖をつけたら襟先(付け根)の始末。
この辺はちょっとした技も必要になってくる部分です。
写真だとわかりにくいけど、こんな感じで襟先を留めます。


表に返すとこうなるわけです。


今回の着物が濃い色だからちょっとわかりにくかったですねw
和裁は生地によっていろいろ工夫しなきゃいけなかったり、意外と奥の深い仕事であります。私もたぶん500枚以上は仕立てていると思いますが、満足の行く仕上がりだったのは数えるほどしか…。

さて、次はいよいよ襟と褄下を縫って出来上がりです。

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