沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「悲しみは消えない4.29集会」に参加しました

2022-05-02 10:15:20 | 日記

 4月29日、早稲田奉仕園スコットホールで開かれた「悲しみは消えない 基地・軍隊はいらない4.29集会」に参加しました。雨のなか、75人の参加でした。
 2016年、結婚をまじかに控えた20歳のりなさんが、ジョギング中に、米軍族に拉致され、殺害されて恩納村喜瀬武原近くの森の中に遺棄された事件である。「米軍人・軍属による事件・事故が多い中、私の娘も被害者の一人になりました。なぜ、娘なのか。なぜ殺されなければならなかったのか・・・」との父親の言葉が、今も胸を締め付けます。あれから6年・・・昨年4月、10月も米軍による性犯罪が起きています。繰り返される性被害!
 集会は、琉球舞踊と唄サンシン、高里鈴代さんのリモート講演であった。世界で最も多くの米軍が駐留し、登録証も検疫もなく日本の法律の及ばない基地に降り立ち、フェンスを越えて自由に民間地を行き来する米軍軍属。犯罪を犯して基地に逃げ込む。地位協定によって米軍・軍属の特権が守られている不合理。米軍の沖縄上陸から続く性暴力・・・・。由美子ちゃん事件の加害者の米兵が米国に帰り、減刑になり、保釈され、結婚し、死んだ後に米軍がお墓を立てたという。その彼に6歳で暴行をうけ殺され捨てられた由美子ちゃん。表にでるのは氷山の一角、誰にも言えず、痛みや苦しみ、恐怖を抱えて生きている人がたくさんいると思う。声を上げられる社会にしていかねばならない。と高里さんは語りました。0.6%の沖縄に70%以上の米軍基地を押し付け、99.4%の日本の人は何を思うのか、この不条理!日本で暮らす私たちは周りに訴えていかねばならないと同時にこれ以上の基地押し付けは許さない取り組みも沖縄と連帯しすすめていかねばならないと思いました。
 琉球舞踊に見入り、唄サンシンの沖縄民謡に会場はシンと静まりかえりました。
 「りなさんを忘れない」で性暴力・性被害を許さず、抗議の声をあげていこう!安全保障のために犠牲となり苦難を強いられ続けていることを許してはならない!と参加者全員で決意した集会でした。