五月晴れの有明防災公園の「改憲発議許さない!守ろう平和といのちとくらし 2022憲法大集会」に参加しました。参加者が掲げる色とりどりの「のぼり」がいっぱいに広がり、参加者は1万5千と発表された。
オープニングのライブ終了後、12時半から集会がはじまりました。主催者を代表し藤本さんが挨拶、その後、ウクライナ戦争の終了を願う特別決議が発表。立憲民主・共産党・社民党の政党挨拶のあと、憲法審査会について大江さんが「改憲発議の地ならしが急ピッチで行われており、軍事力増強では決して平和と安全は守れない。政府は、安全保障関係が厳しさをましているというが、原因を具体的には示さず、それを解決するための平和外交をすべきだが、それはしない。すべての侵略戦争は『自衛』のためと称してきた。戦争は金持ちが起こし、犠牲になるのは名もなき市民。憲法9条をつかみ取る覚悟で改憲発議をとめていこう」と話された。次に、若い小川たまこさんが、ジェンダーについて「いちいち言っていかないと変わらない。要は、なめているんだ。女性は3歩下がらないでください。前にでて話をして下さい」と訴えた。次は、高嶋さんが「憲法の捉え方が沖縄と日本は違う。復帰のたたかいで沖縄は平和憲法をつかみ取ったが日本はGHQによって与えられたという感じがする。復帰50年だが、憲法の上に地位協定があり、明治の不平等条約と同じ。憲法の3章に「請願権」がある。防衛省でも裁判所にでもどこにでも請願する権利があり、それによって差別されないことが記されている。住所と名前を書けば、国内に300万人いる外国人も保障されている。高校生の校則を変えるなど未成年者でもOKです。」と話された。次は貧困・労働問題で竹信さんが発言「軍事力増強は、福祉の削減、暮らしのひっ迫と一体である。財源は一つなので、防衛費を増やせば、当然、暮らしや福祉の財源は少なくなる。戦前の戦争で、財源の7割、8割が軍事費に使われ、暮らしは悲惨であった。今も非正規の労働者が5人に2人。幸福追求権・生存権・労働権などが憲法にうたわれている。明日の暮らしがあるから、軍備増強に反対・9条守れと要求していこう。参議院選挙で示していこう」と訴えた。
その後、中野さんの連帯挨拶、米山さんの行動提起があり集会は終了。その後、デモに。
参加されたみなさん、暑い日差しのなか、お疲れ様でした~