沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「復帰50年」辺野古断念せよとハンスト決行!

2022-05-10 11:08:13 | 日記

 5月9日、元山仁士郎さんが「復帰50年」にあたり、50年まえから現在まで、沖縄は何が変わったのだろうか。復帰で求めた米軍基地の返還や基本的人権の保障といった要求がかなったんんだろうか。現在でも70%以上の米軍基地があり、基地被害に苦しんでいる沖縄の実態。県民投票で示された圧倒的な県民の声を無視し続ける日本政府に以下の3つの要求を求めてハンガーストライキを実行すると表明した。
①辺野古新基地建設を即時断念すること ②普天間飛行場の運用を数年以内に停止すること ③日米地位協定の運用にかかるすべての日米合意を公開し、沖縄県を含む民主的な議論を経て見直すこと・・・・をあげた。
 復帰を推し進めた当時の総理 佐藤栄作が1965年8月に沖縄に降り立ち「沖縄の祖国復帰が実現しない限り、わが国にとって戦後が終わっていないことはよく承知しています。これはまた、日本国民すべての気持ちであります」と語った言葉を引用し、沖縄が抱える基地問題は、日本に住む人々に忘れられてしまったのだろうか。沖縄の基地問題が「解決」されない限り、沖縄にとっての「復帰」、そして「戦後」は終わらない。「復帰50年」にあたり、3つの要求を掲げて15日までハンストに入ることを決意したと述べた。
 9日は、官邸前だが、5月10日は「自民党本部前」、5月11日は「公明党本部前」、それ以降は場所は未定だそうだ。
 現場では、3つの要求実現のための「ハンストへの賛同署名」を集めていた。元山仁士郎さんのブログでもネット署名を集めており、ハンストが終了した時点で、集まった署名を集約し、総理大臣・外務大臣・防衛大臣・国土交通大臣に郵送するという。

「沖縄・復帰50年」しかし、今も続く米軍基地の押し付け
 友達に元山さんがハンストに入ると知らせたら「沖縄の若い青年にハンストさせるヤマトが恥ずかしい!」との返事が返ってきた。そのメールがあったよと元山さんにも伝えた。嬉しそうだったよ。


新宿南口のスタンディングに参加しました

2022-05-10 11:04:44 | 日記

 雨の心配をしながらの新宿南口のスタンディングは、意に反し、晴れわたり日差しが、汗ばむほどであった。それぞれのプラカードをかざし「辺野古新基地は中止せよ」「生物多様性の辺野古の海を壊すな」「沖縄にだけ基地を押し付けるな」などシュプレヒコールで始まった。
 参加者からそれぞれのリレートーク。「宮古に行ってきたが、自衛隊の基地から、わずか200㍍のところに畑があるが、土地規制法が適用されたらどうなるのか。非常に懸念される状況であった」「3年前の辺野古の海への土砂投入から官邸前で抗議のスタンディングをしている。沖縄に地方自治はあるのか、何度も基地建設反対の民意が示されているが、政府は、沖縄の民意を踏みにじり続けており、許せない」「復帰50年の式典で祝うことか。今の沖縄の現状はまさに戦争の最前線にたたされている。声をあげて反対していこう」「玉城デニー知事の設計変更不承認に対し、国交相が是正指示をだし、5月16日までを期限にしている。沖縄を米軍施政権下に置いた70年目の4月28日に是正指示を出し、復帰50年目の5月15日翌日のにその期限を設定する日本政府の、沖縄に対する姿勢は本当に許しがたい。」「10・10空襲も教科書から削除された。事実を隠し、先の戦争を美化して子どもたちに教えている。戦争反対の声をあげよう」・・・・・など発言が続いた。
 そして、途中に琉球民謡が流れ、エイサーの踊りも披露されました。
 最後に、5・15の日比谷デモへの参加が呼びかけられ「絶対あきらめない!沖縄と連帯して、頑張っていこう!」と確認しスタンディングが終了。参加者は90人でした。