沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「辺野古NO」防衛省前行動に参加しました

2024-11-12 11:35:38 | 日記

 11月11日、18時半からはじまる防衛省前行動に参加しました。
 「辺野古の基地建設ヤメロ」「大浦湾の美ら海を壊すな」「沖縄の民意を踏みにじるな」「沖縄を軍事要塞化するな」などのシュプレヒコールで始まりました。(写真は、みんなで防衛省にレッドカードを突き付けているところです)
 主催者の「大浦湾の軟弱地盤への杭打ちがはじまりました。しかし、理由は公表されていないが、現在中止している状況です。基地建設反対・戦争反対の沖縄のたたかいと連帯してともに頑張っていきましょう」の挨拶のあと、石垣島からの電話メッセージで、弾薬庫の建設や自衛隊駐屯地の拡張、島の祭への自衛隊が制服のままパレードに参加する状況など急ピッチで進む軍事化の状況が報告された。その後、ジュゴン保護を取り組んでいる団体、南部の会、個人からの抗議文が防衛省職員に手渡されました。そして国会包囲実行委員会から「11・30国会前集会」への参加の呼びかけなどリレートークが続きました。
 以下、南部の会の抗議文を掲載します。
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                           2024年11月11日
総理大臣 石破 茂 様                           
防衛大臣 中谷 元 様
官房長官 林 芳正 様
沖縄防衛局長 伊藤晋哉 様

与那国オスプレイ事故に抗議し、日米のオスプレイの飛行停止
琉球・沖縄列島を戦場とみなす日米共同軍事演習の中止・中国との平和外交を求める
 
                        沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

これまでで最大の日米共同軍事訓練「キーン・ソード25(10月23日~11月1日)」がカナダ軍やオーストラリア軍も参加して民間空港・港湾・公道・公園等も利用し、住民の暮らしを圧迫して行われた。
10月27日には軍事訓練に参加するために与那国島に飛来してきた陸上自衛隊オスプレイが与那国駐屯地で、機体の左翼下部を地面に接触させ、機体を破損する事故を起こした。昨年11月には屋久島沖で米軍オスプレイの墜落事故を起こしたが、原因究明の十分な説明のないまま、運航を再開させた。これまで何度も事故を起こしてきたオスプレイ。今度の与那国島での事故も、オスプレイの構造的欠陥=離陸時の強い吹きおろしの風(ダウンウオッシュ)が原因ではないかと専門家は指摘している。日本以外はどこの国も購入しない欠陥機オスプレイである。危険なオスプレイを米国自身、住宅の上や遺跡の上さえ飛行を制限しているのに、日本政府は与那国島はじめ沖縄・琉球列島では保育園や病院、住宅の上を自由に飛行させている。しかも与那国のオスプレイ事故をうけて、吉田圭秀統合幕僚長は11月7日の記者会見で「南西諸島の中央に置いて南西諸島全体をカバーできる。有用性は変わらない」と述べた。危険なオスプレイは「南西諸島」で飛行させ、「南西諸島」に住む人々なら危険にさらしていいという発言である!許せない!
日米共同軍事訓練は「台湾有事は日本の有事」とうたい米国の中国敵視政策で沖縄の島々から攻撃する実戦演習であり、それぞれの島々に暮らしている住民を再びイクサの巻き添えにする訓練である!台湾問題は日米ともに認めている「一つの中国」の国内問題である。米国の中国敵視政策の戦略にのって自衛隊の若い命を危険にさらしてはいけない。中国とは平和外交すべきである。日本国憲法には「武力で国際紛争を解決してはならない」と書かれており、いかなる紛争も武力を用いてはならない。また、圧倒的基地を沖縄に押し付け、兵隊の性暴力を含む事件・事故を多発させている現状は沖縄差別である。少なくても他県同様の基地面積に縮小し、基地軍隊による被害を防止すべきである。私たちは沖縄を軍事要塞化し、戦場とみなす日米の軍事訓練に満腔の怒りで抗議し、安全で平穏な暮らしを求めて、以下、要求する。

1、 住民を危険にさらす日米の構造的欠陥機オスプレイは即刻飛行停止せよ
2、 沖縄の島々を戦場とみなす日米共同軍事訓練を中止し、中国とは平和外交を行なえ
3、 沖縄県を再び戦場にしてはならない!沖縄県を日本の防波堤にするな
4、 沖縄県の民意を踏みにじるな!沖縄県の自治権を侵害するな
5、 「命こそ宝」の沖縄県の島々を軍事要塞化するな
6、  沖縄の人々の人権が侵害されている不平等な日米地位協定を改定しろ
7、 事件・事故・性暴力を犯した米兵を起訴前でも日本の警察に引き渡せるようにすること


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