次の日本一周の旅は、11月1日~3日の三連休を利用していくつもりだったのですが、指を骨折してしまったので延期しました。
ところが、今だに骨がつながらず、BROMPTONに乗るのは無理なので、今回は電車の旅になります。
夜行バスで前回の到着地の益田駅に降り立ちました。
今回の目的地は、前々から行きたかった石見銀山です。
その前にちょっと寄り道。
この前、BROMPTONで益田駅に向かう途中に、気になるお店がありました。
益田駅前から路線バスに乗って10分ほど、訪れたお店は「磯釣りセンター」です。
磯釣りで指を骨折したのに、懲りない輩です。
店の中を物色していると、前から探していた石鯛釣りの真空オモリに被せるキャップを見つけたので購入し、益田駅に戻りました。
石見銀山い行くバスは、大田市駅の方が本数が多いのですが、途中の仁万駅からでるバスと時間が合ったので、仁万駅で下車することにしました。
益田駅から仁万駅までは2時間ちょっと。
一両編成の小さな列車が、日本海沿いに走っていきます。
仁万駅は無人駅で、駅前に魚拓を貼っている釣具屋さんがありました。
残念ながら釣具屋さんには目ぼしいものが無く、バスに乗り込むと、乗客は僕一人でした。
バスの運転手さんが、石見銀山の観光マップやパンフレットをくれました。
石見銀山の世界遺産センターで降りて、センターを見学し、銀山の中心地の大森までバスに乗りました。
そこから、通り抜けのできる龍源寺間歩まで2.3kmあります。
紅葉を眺めながら歩いていくと、お蕎麦屋さんがありました。
ちょうどお昼時だったので、名物の代官そば食しました。
油揚げと玉子、とろろの乗ったそばは、腰があって美味しゅうございました。
龍源寺間歩は、人が二、三人並んで歩けるほどの坑道ですが、所々にある鉱脈に沿って掘られた坑道は、とても入れそうにないほどの狭い穴です。
機械もない時代に、よくこんな穴を掘ったものだと感心します。
龍源寺間歩を通り抜けて大森まで戻り、五百羅漢を見学しました。
岩の洞窟の中に、たくさんの仏さんが祀られています。
色々な表情の仏さんがいました。
五百羅漢からは町並み地区を通り抜け、代官所跡の石見銀山資料館を見学しました。
特設展で、山本作兵衛という人の絵が展示されていました。
鉱山で働いていた人が書いた絵で、世界記憶遺産に認定されたそうです。
素朴な絵で、余白に鉱山での生活の様子などの説明が書かれています。
当時の鉱山の様子がわかる貴重なものだそうです。
山本さんの「私の絵には嘘が一つだけあります。炭鉱の中では、絵のようにはきれいに見えません。」というような言葉が印象に残っています。
代官跡から路線バスに乗って、予約しているホテルのある大田市駅に向かいました。
時間があたったので大田市駅の近くをうろうろしていると、またもや釣具屋さんを見つけました。
中を覗くと、磯でロープなどを固定するハーケンが特別価格で売っていたので購入し、ホテルにチェックインしました。
50日目
走行距離 0km(電車やバスで移動)
総走行距離 4,984.0km
出発時間 06:50 (益田市)
到着時間 15:33 (大田市)
走行時間 0時間00分
平均速度 0km/h