「加納 虹輝-かのうこうき」 金-フェンシング エペ個人、銀-フェンシング エペ団体
*https://www.sankei.com/paris2024/medalist/?qrkydog_paris2024_page=PROFILE-1896548 より
加納 虹輝(かのう こうき、1997年12月19日 - )は、日本の男子フェンシング選手。種目はエペ。
2021年開催の東京オリンピックフェンシング男子エペ団体金メダリスト。2023年開催の杭州アジア競技大会男子エペ個人金メダリスト。アジア競技大会の男子エペ団体で2大会(2018年ジャカルタ・2022年杭州)連続金メダル。2024年開催のパリオリンピックフェンシング個人金メダリスト。
愛知県あま市出身。早稲田大学卒業。日本航空所属。
2024年7月29日、グラン・パレで開催された2024年パリオリンピックで男子エペ個人において、決勝で開催国のフランス代表であるヤニック・ボレルを圧倒的アウェーの中、15-9で破り、日本人初エペ個人の金メダルを獲得した。決勝の相手だったヤニック・ボレルはベスト16で見延和靖を準々決勝では山田優をそれぞれ倒して決勝に進出。団体のチームメートでもある日本勢2人を倒したボレルとの決勝戦に向けた心中は、「2人が負けて、3人目も負けるわけにはいかない」と強い気持ちを抱いていたという。
*Wikipedia より
「不器用であまり運動神経に恵まれなかった」
母親の貴子さん(54)のわが子への評価はやや辛辣(しんらつ)だ。4歳の時、テレビで見たウルトラマンに憧れ、器械体操を始めたが、他の子供が難なく技を習得する中、一人だけ失敗する場面が目立った。それでも「極度の負けず嫌い」(貴子さん)で、一人黙々と練習に励んでいたという。
「練習の虫」。高校の同級生に呼ばれた異名だ。筋トレ、階段ダッシュ、縄跳び-。同校では週に数回、基礎トレーニングを徹底的に行う。他の選手が音を上げるのを尻目に、加納だけは笑顔でこなしていた。
当時、同校の監督を務めた本間邦彦さん(46)は「休むのが苦手で嫌いだった」と振り返る。足首を負傷し、医師に1カ月の静養を告げられても、「数週間後に勝手に練習を始めたときはあきれて叱ることもできなかった」と苦笑する。
東京五輪後も慢心はなく、更なる肉体強化に励んだ。素早さに加え、試合後半でも剣先がぶれない体幹に磨きをかけ、外国人選手と正面から渡り合える強さを得た。
東京五輪後、本間さんが加納の試合を観戦した際、対戦相手の外国人選手がひるむ姿を目撃した。「剣で突いたときの打突音が五輪前と全然違う」。〝フレッシュ〟と呼ばれる鋭い突きが、相手の剣や体に当たるとすさまじい音が会場に響いたという。「小柄な加納が外国人を力で圧倒するとは」と舌を巻いた。
28日に行われた決勝戦では、地元の大声援を受けるフランスの選手を圧倒。試合を終始リードし15-9で勝利した。試合後は「加納コール」と温かな拍手が会場を包んだ。
*https://www.sankei.com/article/20240729-46R7T6NOS5MGVCP424CUXTXLW4/?outputType=theme_paris2024 より
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