「防府みそ焼きマイマイ」
*https://b9navi.com/%e9%98%b2%e5%ba%9c%e3%81%bf%e3%81%9d%e7%84%bc%e3%81%8d%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%83%9e%e3%82%a4/ より
香ばしいもろみ味噌の風味と黄金色のギョロッケが食欲をそそる
防府市は、本州の西端山口県の中央に位置し、かつて周防(すおう)国の国府が置かれ、毛利氏ともゆかりが深く、日本最古の天満宮や周防国分寺などの歴史的遺産も数多く残っているまちです。
歴史を受け継いできたこのまちで、防府ならではの食でまちを盛り上げようと、2011年1月に市内の食品製造業者・飲食店・商店街・商工会議所・市役所が「ほうふB級グルメ開発会議」を結成し、作り上げたのが味噌風味の焼きうどん「防府みそ焼きマイマイ」です。
麦味噌は山口・九州の限られた地域で消費されていて、防府でも、昔から味噌汁などに麦味噌が多く使われていました。塩分が低く麹を使う量が多いため、香りも甘みも強いのが特徴です。
「防府みそ焼きマイマイ」は、この麦味噌の元となる「もろみ味噌」をこんがりと焼き上げソースの代わりに焼きうどんに絡めています。具材には、地元で親しまれている魚のすり身で作ったコロッケである「ギョロッケ」を添えた、シンプルゆえに料理人の腕が試されるレシピとなっています。口いっぱいに広がる香ばしい焼きもろみ味噌の風味、焼き色のついた黄金色のギョロッケが食欲をそそる、どこか懐かしさを感じさせるB級グルメです。
名前の「マイマイ」は、防府市出身の芥川賞作家・高樹のぶ子氏の自伝的小説をアニメーション映画化した『マイマイ新子と千年の魔法』から付けさせていただいたものです。
マイマイとは、山口県の方言で「つむじ」を意味しており、この調理法が、うどんともろみ味噌をつむじの渦のように混ぜ合わせることから、「マイマイ」というネーミングにしました。
まだ誕生して間もないB級グルメですが、昨年は山口県主催のB級グルメ大会で優勝し、県内でも注目される存在となっています。
地元ならではの食材を使っていることから、防府でしか食べられないこのB級グルメをぜひ食べに来てください。 (執筆/防府商工会議所)
*https://www.lifeplan.or.jp/alps/alps_pdf/alps110/alps110_40.pdf より
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