性善説による年金支払い

　年金受給対象者が死亡しているにも関わらず、「遺族」などが受給し続けている事件がまた発覚した。

　今回の発覚の経緯は、１１１歳というご高齢の方に「自治体から表彰」するため、自治体職員が「調査」したのが発端。近所付き合いも少なかったため、「生存確認」ができず遺族に詰問することに。そして発覚。既に３０年以上も前にお亡くなりになられていたとか・・・。「年金不正受給目的」かどうかは定かではないが、こんなケースは氷山の一角だとするメディアもある。たしかに１年に１度ぐらいは似たような事件があるような・・・。

　年金受給に関して「死亡届」が出されていない限り、本人もしくは家族に自動的に受給続けられている。

　「性善説」のみで、「確認作業」を怠っていることは云うまでもない。ある意味「犯罪」に加担しているとも思われる。

　やはり「確認」を怠らず、（最低でも１年に１度）毎年のように確認すべきではないか？全く「お役所仕事」ってザルが多すぎる。