「爆(は)ぜる身! 淡白な味わいとたっぷり栄養!コイ〜福島・郡山市〜」 2021年11月1日
日本一の産地福島・郡山では特製のエサとミネラル豊富な水を使い身がはじけるような上質のコイを養殖しています。ヘルシーで和食・洋食何でもコイ!絶品コイ料理をご紹介!
今からが旬の「コイ」。日本一の生産量を誇る福島県郡山市の養殖池を食材ハンター渡辺早織さんが訪ねます。与えているのはタンパク質豊富な手作りのエサ。池には猪苗代湖から引くミネラルたっぷりの水。そこに生産者のきめ細かい観察眼が加わり「はぜる」と称される上質のコイが育ちます。料理は「洗い」や「うま煮」がおなじみですが淡白な味は洋食にもぴったり。おいしくてヘルシー!コイに恋する絶品レシピが続々登場します!
「うまいッ!」の秘密
コイのおいしさのヒミツは、配合飼料に加え、蚕のサナギと大麦を釜で煮た手作りのエサ。サナギは肉に甘みを与え、大麦は脂の質を良くするという。
郡山のコイがおいしい最大の理由は「水」。40km以上離れた猪苗代湖の水が養殖池に引かれている。猪苗代湖はかつては「水質日本一」にも選ばれたほどきれいな湖で、その水で育てるからこそ、臭みがまったくないコイが育つ。
「コイのブイヤベース」&「コイのフィッシュ&チップス」について
【コイのブイヤベース】※コイを野菜とともに煮込んだ逸品。アイオリソースで味も一変!
<材料(2人分)>
・コイ:300g
・じゃがいも(輪切り):4個
・たまねぎ(くし切り):1個
A
・トマトの水煮(缶詰): 1/2缶
・水 :450ml
・白ワイン:50ml
・顆粒あごだし:12g(顆粒チキンコンソメでも可)
B
・ にんにく:1片
・輪切りとうがらし:2つまみ
・オリーブ油:大さじ2
(アイオリソース)
・卵黄: 1/2個分
・マヨネーズ:大さじ1
・オリーブ油:大さじ2
・にんにくすりおろし:1片分
・生クリーム(牛乳でも可):適量
・塩、こしょう:適量
<作り方>
1)コイは5mm幅ほどに骨切りし、塩こしょうをふる。
2)鍋にBを入れて火にかけ、香りが出たら、じゃがいもとたまねぎを炒める。
3)2)にAを加え15分くらい煮たら、コイを入れ、さらに5分ほど煮れば、できあがり!
4)アイオリソースは卵黄とマヨネーズを混ぜ、オリーブ油を少しづつ加えながら、さらに混ぜ合わせる。
5)にんにくすりおろし、生クリームを加え、もったりすれば、できあがり!
※アイオリソースはスープに加え、じゃがいもをつぶしながらコイと食べるとおいしい。
【コイのフィッシュ&チップス】※コイをサクっと揚げた衣もおいしいコイのフライ。ごはんにもビールにも!
<材料(2人分)>
・コイの切り身:80g×2
・レモン:1/6個×2
・じゃがいも(くし切り):3個
・揚げ油:適量
衣
・薄力粉:75g
・かたくり粉:25g
・卵 :1/2個
・ベーキングパウダー :2g
・塩: 2g
・炭酸水:100ml
・サラダ油 :12g
(梅風味のタルタルソース)
・梅干し果肉 (細かく刻んでおく):大さじ1
・わさび :大さじ1
・しば漬け(みじん切り):適量
・生クリーム: 80g
・かいわれ大根:適宜
(ゴルゴンゾーラチーズソース)
・ゴルゴンゾーラチーズ:40g
・粉チーズ :15g
・生クリーム :100g
・牛乳: 30g
・塩、こしょう:適量
<作り方>
1)コイは骨切して、水気をとり、塩こしょうで下味をつける。
2)くし切りにしたじゃがいもを170℃の油で3分ほど素揚げして塩をふる。
3)衣の材料を合わせたらコイにまとわせ、180℃の油で5分揚げる。
4)「梅風味のタルタルソースづくり」
8部立てにホイップした生クリームにその他の材料を入れ、さっくり混ぜ合わせ、かいわれ大根を飾る。
5)「ゴルゴンゾーラチーズソースづくり」
鍋に生クリームとゴルゴンゾーラチーズ、粉チーズを入れて弱火で溶かし、牛乳を加えて好みの濃度に仕上げ、塩こしょうで味を調える。
6)3)のコイ、2)のじゃがいも、レモンを皿に盛り付け、4)と5)のソースをつけて食べる。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/76J6Y7QWWV/ より