「“幻の魚”極上の味わいを作り出せ!養殖いわな〜宮城・大和町〜」 2024年6月16日
清らかな渓流にすみめったに姿を見せない幻の魚「いわな」、その養殖が宮城県で行われています。天然物と比べ重さは何と8倍以上!大きさも味も絶品の養殖いわなをご紹介!
食材ハンターのユージさんが訪ねたのは奥羽山脈の山懐、宮城県大和町にある「いわな」の養殖場。通常のいわなが100gほどなのに対しここで育てられているのは800g以上の超大物!宮城県が開発した最先端の養殖技術と生産者の長年の試行錯誤によって10年ほど前に生まれました。淡水魚ながらタイやヒラメに似た極上の味は地元で人気上昇中!生でも焼いても揚げてもおいしい養殖いわな、その魅力をとことん味わい尽くします!
「うまいッ!」の秘密
いわなを大きくするために欠かせない餌やり。しかし警戒心の強いいわなの稚魚は、餌を与えてもなかなか食べてくれず、慣れるまでに1ヶ月以上を要するという。餌を餌だと認識させ、食べるようになるまで粘り強く与え続ける。
いわなを育てる最適水温は12~13℃。水温が上がる夏にはいわなの引っ越しが行われる。大和町から標高の高い蔵王町の池へ移す「池繰り」という作業だ。水温が下がる9月まで避暑をし、年中快適な水温で飼育されている。
「いわなを使った料理レシピ」について
「いわなの香草パン粉焼き」
<材料>1人分
・養殖いわな:1/2匹
・乾燥パン粉:30g
・大葉、チャービル、パクチー:それぞれ2g
・塩、こしょう:適量
・オリーブ油:適量
・にんにく:1片
(タルタルソース)
・卵黄(M):1個・塩、こしょう:少々・サラダ油:150ml・オリーブ油:100ml
・ワインビネガー:5ml・レモン汁:5ml・砂糖:10ml
・新玉ねぎ(みじん切り):30g・ゆでたまご(みじん切り):1/2個分
・パセリ(みじん切り):適量
・飾り野菜(お好みのもの):適量
<作り方>
1) 乾燥パン粉をナイロン袋に入れ、すり棒で細かくすりつぶす。
2) 大葉、チャービル、パクチーをそれぞれみじん切りにして1)と合わせる。
3) いわなは3枚におろして腹骨、小骨を抜いて4等分に切り、塩こしょうをして小麦粉、卵白、2)の順につけていく。
4) フライパンに多めのオリーブ油を入れ、にんにくを炒めてから3)を皮目を下にして中火で2 ~3分。ひっくり返して2分ほど焼く。
5) タルタルソースを作る。ボウルに卵黄、塩、こしょうを入れてかき混ぜ、サラダ油、オリーブ油を少しずつ入れて混ぜ合わせる。ワインビネガー、レモン汁、砂糖を加えて味を調える。
6) 新玉ねぎをみじん切りにしてさっと水で洗ってから水気を絞る。5)に加え、ゆで卵、パセリも加えて混ぜる。
7) 皿に4)のいわなを盛り、お好みの野菜、タルタルソースを乗せる。
「いわなの唐揚げあんかけ」
<材料>1人分
・養殖いわな:1/2匹
・塩:少々
・かたくり粉:適量
・合わせたれ(だし汁6:濃口しょうゆ1:みりん1の割合でまぜたもの):300ml
・たけのこ(水煮)細切り:30g
・まいたけ:20g
・しめじ:20g
・なめこ:20g
・ごま油:5ml
・パプリカ(赤・黄)千切り:適量
・水溶きかたくり粉:少々
・ごま油:少々
・揚げ油:適量
・白髪ねぎ:1/4本分
木の芽:1枚
<作り方>
1) いわなは3枚におろし、3~4mmくらいの間隔で皮を残すように切れ目を入れ、4等分に切ってから軽く塩をして30分ほど寝かせる。
2) かたくり粉を1)に刷毛でまんべんなく付けてから余計な粉を取り除く。
3) 170℃くらいの油で2)を3~4分ほど、最後強火にして20~30秒軽く色づく程度まで揚げる。
4) 合わせだれを鍋に入れて火にかけ、たけのこを入れる。沸騰したら手で割いたきのこを入れ、再度沸騰したら弱火で1分ほど煮る。最後に水溶きかたくり粉、ごま油を加える。
5) 皿に3)を乗せて4)の餡をかけ、素揚げしたパプリカ、白髪ねぎ、木の芽を添える。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/D9NML7J29Y/ より
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