いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<漢字検定> 3級-四字熟語3.回答 4.出題

2020-05-16 07:50:38 | 漢字検定
 前回の回答 

 ① 明鏡シスイ-明鏡止水
   邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。
   ▽「明鏡」は一点の曇りもない鏡のこと。「止水」は止まって、静かにたたえている水のこと。「鏡」は「けい」とも読む。

 ② タントウ直入-単刀直入
   遠回しでなく前置きなしに、いきなり本題に入り要点をつくさま。一本の刀を持ち、ただ一人で敵陣に切り込む意から。

 ③ 日常サハン-日常茶飯
   日々のありふれたこと。いつものことで特に取り上げるまでもないもの。毎日の食事の意から。
   ▽「日常茶飯事」が常用句。

 ④ 本末テントウ-本末転倒
   物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。
   ▽「本末」は根本的なことと枝葉のこと。「転倒」はひっくり返すこと。「転」は「顛」とも書く。

 ⑤ ムビョウ息災-無病息災
   病気せず、健康であること。元気なこと。
   ▽「無病」は病気にかかっていないこと。「息」はやめる、防ぐ意。「息災」はもとは仏の力によって災害・病気など災いを除く意。転じて、健康で元気なさまをいう。

 ⑥ 油断タイテキ-油断大敵
   注意を少しでも怠れば、思わぬ失敗を招くから、十分に気をつけるべきであるという戒め。
   ▽「油断」は気をゆるめること。油断は大失敗を招くから、どんなものより恐るべき敵として気をつけよ、という意。

 ⑦ チチ格物-致知格物
   ⇒「格物致知」
   「格物」は、物事を極限までつきつめること。「致知」は、知識を極めること。修養の順序・方法を示す「八条目」の最初の二つ。誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下と続く。出典は「致知格物ちちかくぶつ」といい、朱子学では「物ものに格いたり、知ちを致いたす」と、陽明学では「物を格し、知を致す」と読み下す。

 ⑧ 夜目トオメ-夜目遠目
   女性は、夜に見たり、遠くから眺めたり、笠を着けたりして、はっきり見えないほうが美しく見えるということ。

 ⑨ ショウシ千万-笑止千万
   非常にばかばかしいこと、おかしいこと。また、そのさま。また、いかにも気の毒なさまに用いられることもある。
   ▽「笑止」はおかしいこと。ばかばかしいこと。また、気の毒なこと。「千万」は語の下に添えて、このうえなくその程度が高いことを表す。

 ⑩ トウイ即妙-当意即妙
   即座に、場に適った機転を利かせること。気が利いていること。また、そのさま。
   ▽「当意」はその場に応じて、素早く適切な対応をとったり工夫したりすること。仏教語の「当位即妙」(何事もそのままで真理や悟りに適っていること。また、その場の軽妙な適応)から。


 今回の出題

 ① 変幻ジザイ

 ② チショウ謀大

 ③ 一件ラクチャク

 ④ 二束サンモン

 ⑤ シンキ一転

 ⑥ 党利トウリャク

 ⑦ ウンコウ雨施

 ⑧ 悪戦クトウ

 ⑨ センサ万別

 ⑩ ウチョウ天外

 回答は次回に。

 *漢字検定Web問題集 HP より
 * 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典 より
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <プライドフィッシュ> 滋賀... | トップ | 営業再開した百貨店は「在庫... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

漢字検定」カテゴリの最新記事