いいもの見ぃ~つけた!

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<経産大臣指定伝統的工芸品> 新潟 三条仏壇

2021-03-31 07:29:31 | 経済産業大臣指定伝統的工芸品

 「三条仏壇」

 Description / 特徴・産地

 三条仏壇とは?
 三条仏壇(さんじょうぶつだん)は、新潟県三条地方で造られている仏壇です。金仏壇の一種で、格調高さと品格に定評があります。
 三条仏壇の特徴は、基本に忠実な宮殿造り(くうでんづくり)と優れた手打ち金具、美しい塗りです。宮殿造りとは寺院建築を模した宮殿デザインのことで、三条仏壇の場合は本山・別院を模して造られています。
また、三条市はもともと金物産業の町として栄えていました。金物で培った技術は仏壇の金具作りにも生かされており、見事な出来栄えとなっています。
 なお、三条仏壇の構造は、京仏壇に近く宮殿は基本に忠実造られています。木地は一切くぎを使わない「ほぞ組み」、柱から柱へ渡される長押(なげし)は、「弓形長押(ゆみがたなげし)」または「わらび型長押(わらびかたなげし)」を用います。宮殿造りは、「枡組み(ますぐみ)」もしくは「肘木枡組み(ひじきますぐみ)」です。

 History / 歴史
 三条仏壇の産地である三条は、「仏都三条」という呼び名があるほど仏教が盛んで信仰の厚い土地でした。江戸時代初期には金物の町として有名だった三条ですが、江戸時代中期には仏壇の産地となります。
 仏壇の生産が始まったきっかけは、大規模な寺院が多数造られたことでした。1299年(正安元年)には法華宗総本山の本成寺が、1690年(元禄3年)には東別院(ひがしべついん)とも呼ばれる真宗大谷派三条別院(しんしゅうおおたにはさんじょうべついん)が造営されます。
特に影響が強かったのは、真宗大谷派三条別院です。造営のために京都から呼ばれた宮大工らが呼ばれ、彼らの指導のもと、三条の職人が多数参加しました。その後、寺院を中心に浄土真宗が広まり、仏壇が作られるようになります。
 信濃川のおかげで原材料などの輸送がスムーズだったことも、仏壇作りが盛んになった理由の一つと言えるでしょう。

*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/sanjobutsudan/ より

 職人にしかできない技で祀る 三条仏壇
 あまりにも当たり前に存在しすぎて、なかなか気にとめることがない仏壇。だがちょっとのぞいてみると、そこはどこまでも奥の深い世界。ここではその仏壇の金具の部分に焦点をあて、金具師の田中さんと塗師の山浦さんにお話を伺った。

 
 金物の町、三条の特徴はやっぱり金具
 仏壇の名産地、新潟県。伝統的工芸品の指定を受けた3つの仏壇の一つがこの三条仏壇だ。三条といえば金物で全国的に有名な町。そんな三条で江戸時代から栄えてきた仏壇は、やはり金具に趣向がこらされている。「仏壇の金具には、扉の外に見える外金具と、なかにある内金具があって、それを一個一個別々に作っていくんです。」と金具師の田中さん。小さいものは5センチくらいから、大きいものは30センチくらいまで、大小様々に異なる形の金具を見せてくれる。「金具師はけっこうやることが多いんです。まず金具の柄、つまり絵が書けなきゃいけない。それから彫金技術、あと化学の技術もいるんです。最後は金具に色をつけなきゃいけないからね。」


 100本あってもどれを使うかすぐわかる
 さて、この金具部門、具体的に作業はどのように進められていくのだろうか。まず下絵に基づき寸法をとり、銅版に型付けをする。「一枚の銅版の上にどう組み合わせれば一番ムダなく取れるのか、それを考えて線を引くんです。」その後、一つ一つの金具のふちを「ヘリとりタガネ」で彫っていく。田中さんのすぐ横にズラリと並ぶ引き出しをあけると、先端がゆるい半月状のカーブになった「ヘリとりタガネ」が山のように収納されている。この100本をゆうに超える「ヘリとりタガネ」の中から、下絵に描かれたカーブと全く同じものを一本探し出す。「たいへんそうに見えるでしょうけど、実はそうでもないんですよ。何年もやってるとたいして探さなくても、あ、このカーブはこいつだなってわかるんです。自分で作ったものですからね。これ、ヤスリのダメになったのとかで作るんですよ。」金具師さんがつくるのは金具だけでなく道具もだったというわけだ。その仕事の幅の広さには驚きを隠せない。


 練習すりゃできることだけど、熟練しないと仕事にならない
 ヘリをとり、内側に鉛筆で模様を書いたら次はヘリの中を彫る。左手にタガネを持って、銅版の上を金槌(かなづち)でトントントントンたたいていく。2ミリくらいの小さな点を、連続的に絶え間なく打ち、線をつくり出していく。柄を彫ったら残った隙間は魚々子(ななこ)で埋める。「これは丸い点が、魚の子のようにきれいに並んで入っているから魚々子って言うんです。これがけっこう技術がいるんですよ。ある程度のスピードでしていかないとだめだから。」このあとはヘリを切り、形を整え、彫金終了。そして金具の使用場所に合わせて酸化や硫化で色をつけて完成だ。

 本当にいい仕事で違いを明らかにしていきたい
 それにしても仏壇の金具一つでこれだけの手間。手作りの仏壇の値が張ってしまうのもうなずける。「仏壇なんて手間賃のかたまりみたいなもんですよ。」と塗師の山浦さん。「最近は金具もプレスで作れるようになってコストが下がっているんです。中国からの輸入もかなりありますからね。」伝統工芸のどの業界にも広がっているコストダウンという名の時代の波。時の変化とともに変わっていった仏壇業界を見続けながら、山浦さんはこう語る。「安いものを作ろうとしてみんながんばってきましたが、工場生産にしたって工賃の安い国にはとてもかなわない。コストの面では中国にかないっこありません。この時代、もう差別化をはかって生き残るしかないと思うんです。いい仕事をして違いを明らかにしなきゃダメなんですよ。それにそういう需要も絶対にあると思いますしね。」


 三条は個人でやってるからこそ面白い
 そんな職人もののよさとはオリジナリティだ。「プレスだとそれに合わせて木地をつくるようになるんです。それだと独自性ができないし、好き勝手にはつくれない。うちらはオリジナルを作りたいわけですからね。」
 小規模な産地だからこそ、職人個人の意思できちんとした仕事を貫いてゆける三条仏壇。
 「仏壇には伝統工芸が集約されている」という誇りをもつ山浦さん。職人芸の集約だからこそできる、手作りのいいものが見直される時代に向けて「日の目を見るときがあっても職人がいなくちゃおしまいです。職人の仕事は分業制。どれ一つ欠けても成り立ちません。そんな時代が来るまで自分ががんばれるといいですね。」

 職人プロフィール

 田中裕輔

 金具師の田中裕輔さん。

 お父さんも金具師で、中学の頃から手伝っていた。自宅の中に田中さんの工場がある。

 塗師の山浦日出夫さん。
 山浦さんもお父さんが塗師だった。山浦さんの仏壇店には素晴らしい作品が並んでいる。


 こぼれ話

 仏壇、それはとってもエコロジカル

 仏壇とエコロジー、一見何の関係もなさそうですが、仏壇を「拝む」ではなく「つくる」という視点で見てみると、実はとても環境にやさしいつくりなことがわかります。仏壇は日本に古くからある自然素材でできていて、しかも完全にリサイクルできるのです。「家電リサイクル法」なんていうものができるずっと前から日本に伝わっていたリサイクル。仏壇は日本に永く伝わってきたエコロジカルな精神を改めて教えてくれます。

 <素材編>
 漆
 仏壇全体に塗る漆は天然の塗料です。コーティング、色つけ、金箔等の接着剤としてなど、1つで様々な役割を果たしています。漆は一般的に手塗りされ、本当に必要な分だけつかわれるので、スプレーと違って、ほとんどロスがありません。湿度が高ければ高いほど乾くという、湿気の多い日本に非常に適した素材です。
 銅
 仏壇の金具に使われる銅。金具の型をとった後のクズは集めて売られます。捨てればゴミ、分ければ資源とはまさにこのことで、売ると年1~2万円にもなるそうです。型をとったあとの銅は不純物がないので質がよく、すぐに溶かして使われます。
 タガネ
 金具師さんの大切な道具、タガネ。これもまた溶かして、別の切り口のタガネをつくれます。また、使わなくなったやすりを溶かして作ることもできるそうです。
 金
 仏壇に貼られる金箔。金を貼る部屋に飛んだ少しの金箔を集めに来る業者さんも存在します。これもまた金以外の不純物と混じっていないので質が落ちません。

*https://kougeihin.jp/craft/0804/ より

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「テンピン」は罰金20万円?但し一般人は不起訴に

2021-03-30 17:33:15 | 米屋の親父のつぶやき

 元検事長の「テンピン賭け麻雀」問題。

 一度は「不起訴」だったが、結局「罰金20万円」という略式起訴になった。

 

 つまり「賭け麻雀」は「テンピン以上」は「賭博」となった。

 

 でも、元検事長以外の新聞記者たちは「不起訴」。

 まぁ「一般人」と「検事長」では罪の重さが変わっても仕方ないか?

 

 いゃいゃ・・・「一般人がテンピンで賭け麻雀」しても不起訴なのだ。

 

 「常習賭博」にならないかぎり、「一般人がテンピン」でやっても問題ないと解釈できる。

 「一般人」は「テンピン」ででもお咎めなしだから、ぼちぼちやっても構わんか?(笑

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昨日のサッカー日本代表U-24-3/29

2021-03-30 10:13:41 | スポーツ

 昨晩行われたサッカー日本代表U-24国際親善試合VSアルゼンチン戦。

 敗戦から3日。

 同カードで行われたのだが、連敗か?なんて囁かれていた。

 しかし、日本代表U-24は前戦から9名スタメン入れ替えて臨んだ。

 結果は、3-0の完勝。

 やはり1戦目は、南米1位ということで少しビビッていたのかも?

 活躍したのは、「背番号11」と「背番号4と8」。

 3日で修正できたのはなぜか?

 監督?背番号11? 単に連携?

 なぜか見違える結果に驚きが隠せない。

 東京五輪も大丈夫か?

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<苺> あまおう

2021-03-30 08:44:53 | 食品

 「あまおう」

 ■あまおう(アマオウ)とは

●福岡県県の登録品種いちご
あまおう(アマオウ)
 あまおうは品種名「福岡S6号」といういちごで、福岡県農業総合試験場園芸研究所において久留米53号(とよのか×てるのか)に92-46(久留米49号(女峰×とよのか)×さちのか)を交配して育成、2001年に品種登録出願、2005年に登録されました。

●あまおうの名前の由来と商標
 あまおうは全国で親しまれてきた「とよのか」に代わるいちごとして、日本一を目指して作られ、果実が大きく形が整っている、赤くてつやが良い、糖度が高い特徴を持つことから、「あ」かい、「ま」るい、「お」おきい、「う」まいの頭文字をとって「あまおう」と名づけられ、全国農業協同組合連合会によって商標登録されています。従って、あまおうを使った様々な商品に対しても「あまおう」の名前を冠する場合は商標権の問題が発生するので注意が必要です。

●あまおうの特徴

 名前の由来どおり、あまおう(アマオウ)は果実が大きく形が整っている、赤くてつやが良い、糖度が高い特徴。果実は大型傾向で、贈答用などで無くスーパーに並んでいるものでさえ40gから50g前後のものが多く、形も平均して整ってふっくらとした形をしています。

 あまおう(アマオウ)は果肉の色も赤みが強くしっかりとしていて保存性や輸送性にも優れていますが、欠点は中心に空洞が出来やすいという事です。菓子などでは、丸のまま飾る場合はインパクトがありますが、半割りや4つに切ると空洞が気になる事があります。

 味的にはやや酸味が少なく、その分甘く感じられますが、取り立てて糖度が高いということではありません。全体的にしっかりとしたイチゴの風味が楽しめ、大きいので口の中いっぱいに満たすことが出来ます。

*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Strawberry-Amaou.htm より

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<言 葉> 春の言葉 雷乃発声

2021-03-30 08:42:01 | 言葉

 「雷乃発声」

 「雷乃発声」は、「かみなりすなわちこえをはっす」と読む。

 七十二候の十二番目。

 春の訪れを告げる雷が鳴り始める頃。「春雷」(しゅんらい)は「虫出しの雷」とも呼ばれています。

*https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/ より

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<現役ミュージシャン> 意外な年齢のミュージシャンたち-ピーター・ハミル

2021-03-30 08:31:26 | MUSIC

 「ピーター・ハミル」

 1948年11月5日生まれの72歳

 

 ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター1969年幻のデビュー作『Aerosol Grey Machine』50周年記念ボックスセット 2019年04月22日 (月) 18:45 | HMV&BOOKS online - ロック

 英国プログレッシヴロック”裏の帝王”ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター 1969年幻のデビュー作『Aerosol Grey Machine』が50周年記念豪華ボックスセットで復刻

 強固な精神と世界観を反映した尖鋭的な音楽性で、今だ全世界のプログレッシヴロックファンから人気の高い奇才ピーター・ハミル(vo,g,p)率いる英国プログレッシヴロック”裏の帝王”ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター。彼らのデビュー作にして幻のスタジオ作である1969年作『エアゾール・グレイ・マシーン』がCD+LP+7インチレコードをセットにした50周年記念豪華ボックスとして発売。

 契約を交わすも直後に解散したため、所属レーベルの英マーキュリーから契約遂行要求により急遽メンバーを集め制作、しかも発売当時は、テストプレスまで制作されながら本国イギリスでの発売を見送られ、北米のみ発売された曰く付きの異色作。

 ヒュー・バントン(organ,p,per,vo)のオルガン、本作のみに参加し、後にクーバス、ジューシー・ルーシーで活躍するキース・エリス(b)を加えたバンド編成に顕著な同時期のサイケデリック~オルガンロックからの影響を強く反映しつつ、ナイーヴかつ内省的なピーター・ハミルの歌詞/歌唱、破綻と構築の狭間を揺れ動くバンドアンサンブルや楽曲展開など、後の音楽性も随所にうかがえる内容。

 前記の英国テスト盤はマニア垂涎の超コレクターズアイテム、また一般発売された米国オリジナル盤も現在はレアアイテムの上、独Repertoire Records/英Fie! Recordsから97年に共に発表された2度におよぶ復刻CDも近年入手困難だったにも関わらず、シングルカットされた「Necromancer」「Afterwards」「Octopus」など同時期のライヴでも披露される代表曲を収録した、バンドの最初期を彩るプログレファン必携の1枚。

 

 今回のボックスにはCD2枚および180g重量盤アナログLP、さらには7インチシングルレコードを格納。CD1には、アルバム本編と、同作北米プロモ盤にのみ収録された「Giant Squid」、同時期の未発表曲「Ferret And Featherbird」を、CD2には、今回初登場となる「Firebrand」「Sunshine」の67年デモ音源、68年BBC放送用スタジオセッション音源からの「Octopus」ライヴ音源を含む69年英ポリドール盤シングル音源およびデモ/BBC放送用セッション音源をそれぞれ収録。

 LPと7インチシングルには、共に69年マーキュリー盤スタジオ作とポリドール盤シングルをオリジナルに可能な限り忠実に復刻再現。さらに、当時の貴重写真とピーター・ハミルによる回想録、シド・スミスによる新規バイオグラフィーを掲載したアナログサイズ大のカラーブックレットを添付。

 収録マスターは全てリマスター音源を使用、さらに復刻LPのジャケットは前述の幻の英国テストプレス盤デザインを使用、加えてピーター・ハミルのデザインによる本ボックス用オリジナルカラーポスターまで添付・同梱された、まさに記念盤に相応しいマニア必携のボックスです。

 5/25発売の日本アセンブル仕様輸入盤は、帯・ライナー、さらには英文ブックレットの対訳付きとなっている。

*https://www.hmv.co.jp/news/article/1904221013/ より

 ピーター・ハミル(英語: Peter Hammill、1948年11月5日 - )は、イギリスのシンガーソングライター、詩人、ギタリスト、ピアノ奏者、キーボード奏者。

 プログレッシブ・ロック・バンド、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターの創設者としても知られる。

*Wikipedia より

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<日本酒> 長野 佐久の花/佐久の花酒造

2021-03-30 08:26:09 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(関東信越国税局)】
 〈長野〉 佐久の花/佐久の花酒造

 

 三位一体の酒造り
 「佐久の花」なんとも簡潔でわかりやすく、また記憶にのこる銘を持つ酒を醸造する蔵元、その名も佐久の花酒造株式会社は、ついなんとなく手にして飲んでしまうような、爽やかな魅力を携えた酒造りを心がける蔵元です。
 良い酒造りの根本は、水・米・人が三位一体となって渾然と調和することであると考えるこの蔵は、水に八ヶ岳の伏流水、米に南佐久の契約栽培米、そしてそれらの地元原材料を自らのアイデンティティーと重ねあわせ酒を醸する地元杜氏、このかけがえのない三者の存在をもって酒造りを成立させています。
 これにより、出来上がる酒の品質は高く、日本各地にご愛飲のお客様が数多く存在しますが、"佐久の花"をいざ手に入れようとすると、普通の量販店などでは簡単に見つけることができません。お客様からお叱りを受けることも数多くあるようですが、まだ"佐久の花"が無名で流通の経路が定まらない頃から、佐久の花の良さに惚れた販売店様、そしてそこから広がった無数のお客様を大切に考えるためにも、大量販売や酒蔵での直販などを控え、細く長く丁寧にこれからも進んでいこうと考えています。

*http://www.nagano-sake.com/sake/2009/11/post-24.php より

*https://tatsumiseisyu-dou.com/products/detail/723 より 

 佐久の花酒造(株) 長野県南佐久郡臼田町下越620

 ラインナップ

 「佐久の花」大吟醸原酒・大吟醸・純米大吟醸・七号 純吟・熊本酵母 純米 など

 

 

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<地理的表示(GI)保護制度> 登録番号 95. 八代生姜

2021-03-30 08:20:26 | 食品

 登録番号 第95号 八代生姜
 
 特定農林水産物等の区分 第1類 農産物類 野菜類(しょうが)

 特定農林水産物等の生産地 熊本県八代市、八代郡氷川町、宇城市小川町海東地区、下益城郡美里町中央地区

 登録生産者団体 八代地域農業協同組合

 特定農林水産物等の特性 肥大した塊茎の丁寧なトリミング成形と、厳しい出荷基準によって、凹凸が少なく病害虫等の被害や傷みが無い、色艶の良い外観とみずみずしく辛みの少ない食味が特徴の生姜。品質の良さと周年出荷出来ることが市場において高く評価され、一般的な生姜に比べて3割以上高値で取引される。


 地域との結び付き 豊かな水系と山々に囲まれた渓谷状の地形、一部の圃場は棚田百選にも選出される中山間地域であり、小さい圃場が病害虫の伝染予防となる。温湿度が生姜保管に適した壕となる凝灰岩の地層であるため、良質な生姜の周年出荷が可能。

*https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/i95.html より

 

 「八代生姜」は、肥大した塊茎の丁寧なトリミング成形(1)と厳しい基準により生産出荷される生姜です。
 産品は、凹凸や傷みが少ない色艶の良い外観と、みずみずしく辛みの少ない食味が特徴です。
 品質の良さと周年出荷出来ることが市場で高く評価され、一般的な生姜に比べて3割以上の高値で取引されています。

 「八代生姜」は、品種として大ショウガの優良系統を使用し、生産地で栽培されたものとしています。
 種生姜は生産地で採取された無病で優良な種生姜を使用します。
 栽培方法としては、日照量などの栽培環境に応じて、塊茎肥大と貯蔵性を考慮した疎植栽培がとられます。
 収穫後は適切な温湿度に管理された貯蔵庫で保管します。
 出荷規格は、病害虫被害及び傷等による傷みがなく、水洗いを行い、トリミングによる成形処理をしたものとしています。

 生産地は標高500~1,000m超えの山林に囲まれた渓谷状の地形となっています。
 渓谷状地形の圃場は日照量が不足しがちであるため、日照量など栽培環境に応じて塊茎肥大と貯蔵性を考慮しながら栽培を行うなど、地域特有の栽培方法が確立されてきました。また、地域では、凝灰岩の地層に壕を掘ることで、生姜保管に適した温湿度の貯蔵場所を確保できるため、良質な生姜の周年出荷が可能となっています。
 地域の生姜栽培は大正時代(2)末期より始まり、地域全体には1931年に導入されました。
 優良な種生姜の確保を目指し、農地造成や施設整備、生産技術の向上を進め、高品質な生姜の産地の形成が行われてきました。
 2018年の生産者数は111人、出荷量は605トンとなっています。

 (1)トリミング:生姜の根塊を取る皮剥ぎ工程を生産段階ではトリミングと呼称しています。
 (2)大正時代:1912年~1926年。日本の時代区分の一つで時代区分では最も短い。明治時代に続き近代化が進められるとともに、護憲運動や政党内閣が発足するなど民主主義が提唱されました。

*https://gi-act.maff.go.jp/register/entry/95.html より

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<漢字検定> 1級 読み 33.回答 34.出題

2021-03-30 07:09:25 | 漢字検定

 前回の回答

 

 次の漢字(熟語)の読みを答えてください。

 

 問1 衍義  -えんぎ-意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。

 

 問2 杞憂  -きゆう-心配のないことをあれこれ心配すること。取り越し苦労。杞人の憂え。

 

 問3 伉儷 - こうれい-夫婦。また、夫婦の仲。 

 

 問4 刪修 -さんしゅう- 不要な字句または文章をけずって改めること。刪正。刪訂。 

 

 問5 燼灰 -じんかい-燃え残りと、はい。灰燼。

 

 今回の出題

 

 次の漢字(熟語)の読みを答えてください。

 

 問1 陬遠  

 

 問2 帛書  

 

 問3 寐語  

 

 問4 爛熟  

 

 問5 矮躯

 


 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書 ・精選版 日本国語大辞典より

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<経産大臣指定伝統的工芸品> 新潟 長岡仏壇

2021-03-30 07:02:02 | 東京五輪延期

 「長岡仏壇」

 Description / 特徴・産地

 長岡仏壇とは?
 長岡仏壇(ながおかぶつだん)は、新潟県長岡市周辺で作られている仏壇仏具です。17世紀頃に起源を持つ伝統的な技法を用いながらも、現代の生活にマッチした新しいデザインを意欲的に発表していることでも知られています。仏間のない家でも、普通の家具と並べて配置できる家具調の仏壇は、手作りの温かみと風格が人気です。
 長岡仏壇の特徴は、「三ツ屋根型宮殿(みつやねがたくうでん)」です。仏壇は寺院の本堂を模したもので、内部の中央最上段には「須弥壇(しゅみだん)」という壇があり、その上部の空間を宮殿といい、ここに本尊をまつります。宮殿内には屋根がありますが、この屋根は宗派ごとに異なり、長岡仏壇は東本願寺型の二ツ屋根と西本願寺型の一ツ屋根の折衷形である三ツ屋根の豪華なものです。 これは、中央部が凸型で左右の両端が曲線状の凹型に反り返った「唐破風(からはふ)」と、小さな三角形の「千鳥破風(ちどりはふ)」からなる二重屋根の両脇に、「唐破風」の屋根が添えられたものです。
また、長岡仏壇は台座と本体を分離できるように組み立てられているため、製作から数十年たっても塗装し直すことできれいに再生することができます。購入者自身が長年利用できるだけではなく、次の世代に安心して受け継いでもらうことのできる仏壇です。

 History / 歴史
 長岡仏壇は、17世紀頃に新潟県長岡市を中心とした地域で製作がはじまったと言われています。当時、この地域には寺院や社殿を建立するために、全国各地から優秀な宮大工(みやだいく)や仏師、彫刻師、塗師(ぬし)などが集まっていました。
 宮大工は神社や仏閣を建築する大工、仏師は仏像などを作る技術者のことです。寺院や社殿の建立は、気候の良い季節にしかできません。長岡市周辺の冬は長く、降雪量も多いため、冬の間職人たちは仕事がありませんでした。そこで、その期間の内職として、仏壇を製作するようになったと伝えられています。
 19世紀に入ると、当時この地を治めていた長岡藩が浄土真宗を保護する政策をとるようになります。その結果、各家庭で先祖の位牌をまつる習慣が生まれ、やがて多くの人が位牌を安置する仏壇を求めるようになったので、またたく間に普及していきました。
 こうして、長岡仏壇の製作は地場産業として確固とした地位を築いたのです。

*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/nagaokabutsudan/ より

 

 悠久の歴史に培われた技の結集 長岡仏壇
 越後の粘り強い職人気質が研鑚を積み重ねてきた長岡仏壇。その独特の宮殿(くうでん)は荘厳華麗なたたずまいを見せる。そして長年培われた伝統的技法を守り続ける長岡仏壇は今、新たな風を生み出している。

 
 三ツ屋根の宮殿が長岡仏壇の特徴
 長岡仏壇は今から約150年以前、長岡市を中心とした地域で、寺院や社殿などの建立に全国各地から集まった宮大工、仏師、彫刻師、塗師などが冬期間に内職という形で仏壇製造を手がけたものがその起源とされている。
 仏壇の最初の工程である木地づくりをはじめて54年の丸山さんは、「ここの仏壇の特徴は、仏壇の内部にある宮殿の形が三ツ屋根であることと、原材料にケヤキを多く使用しているところです」と話す。一般的に東本願寺型の仏壇は宮殿が二ツ屋根、西本願寺型は屋根が一ツ屋根であるのだが、長岡仏壇には両者の折衷という形で三ツ屋根の宮殿が使われている。


 肝心なのは木を見極める目
 ケヤキの木目をいかにきれいに見せるかが職人の腕の見せどころ、と丸山さんは言う。木目が細いほど美しく、玉目という丸い模様があるほどよいケヤキであるそうだ。「材料を見る目というのが木地づくりをする上で一番重要な部分ですね。つまり、時が経つにつれて狂う木なのかどうかを見極めなければなりません。そこが仏壇づくりのはじまりでもあります。あとはただ無心で仕事に向かうのみ。仕事の質は絶対に落としません」

 仏壇の命「塗り」
 仏壇が出来上がるまでには大変な手間がかかる。本体と宮殿を製作する「木地づくり」、人物や鳥などを彫刻する「彫り」の後に行うのが、天然漆による「塗り」の工程だ。もともと長岡地方では高温多湿な気候が漆の乾燥に適していたなど、仏壇づくりの基盤となる条件が揃っていた。今回は滝沢潤一さん、川上信次さん、廣川勝彦さん、以上3名の塗り職人の方々にお話を聞いた。「仏壇は塗りが命です。塗りが悪ければ、金箔を貼った時に表面がでこぼこになってしまいます」と語るのは新潟県小千谷市の塗り職人、滝沢さんだ。そして、川上さんは「漆というものは季節によっても、その日の気候によっても調合が異なります。その調合は長年のうちに培われた勘が頼りとなってきます」と話す。漆は70%前後の湿度で乾燥する。漆を塗り、乾燥させて表面を研ぎ、そしてまた塗る、これら一連の工程を続けていき、塗りの工程が終わるのはだいたい半年、早くて3カ月程だという。こうして丹念に仕上げた仏壇は塩分にも湿気にも強く、格調高いたたずまいを見るものに感じさせる。「鏡のような塗りを目指しています」とは、廣川さんの言葉だ。それぞれの工程で、根をつめた職人の丁寧な手仕事を経て、あの荘厳華麗な風格が生み出されるのだ。


 時代に合わせた仏壇への挑戦
 長岡地域仏壇協同組合では新しいデザインの仏壇づくりにも意欲的である。中でも現代の生活様式を考慮して、仏間のない家庭でも家具と一緒に並べて置くことができる家具調仏壇は、全国的なコンクールで受賞するなど輝かしい功績を得ている。「わたしたちは昔ながらの仏壇の作り方しか知らないので、製作途中は果たして売れるのだろうかと不安でした」と語るのは同組合の理事長である栗原英一さん。栗原さん自身も長岡仏壇の木地づくりと彫りの職人だ。この仏壇は、組合の青年部10人ほどが、それぞれの工程を分担。デザインは共同で考案し、1年がかりで仕上げたそうだ。「新しいものを共同製作で作り上げていくことは、それぞれの職人の意見をまとめていくなど、とても難しいものでした。新しいデザインだからといっても、もともとある伝統的な手法が細部まで活かされています。当初は一般の関心が低かったのですが、年々店頭に並ぶ数は増えていっています」と栗原さんは話す。海外からの安い仏壇が氾濫する中で、長岡仏壇は手づくりの伝統を守りながら常に新しいものへの挑戦を続けている。

 職人プロフィール

 丸山良平

 仕事はじめは15歳。ノコ・カンナ・ノミといった道具を自在に使う。中でもカンナは50種類以上「全部数えたこともない」とか。


 こぼれ話

 現代に調和する、新デザイン仏壇の提案

 現代では、住環境も以前とは大きく変化しています。マンション居住者の増加、家屋の小型化などの従来の仏壇とは異なった型の需要が増えています。
そんな中、長岡仏壇では現代生活にも調和する、小型で新感覚なデザインでありながら、伝統的工芸品としての美しさと品質の良さを兼ね備えた新しい仏壇を提案しています。
現代的なフォルムの中にも職人達の豊かな経験と高度な技術、そして何よりも「より良いものをつくりたい」という熱い情熱が込められています。
 平成11年に開かれた全国伝統的工芸品仏壇仏具展のコンクールでは、この新しいデザインの仏壇が「こぢんまりとしながらも、奥ゆかしさがある」と講評され、新デザイン部門第1位に選ばれました。こうした輝かしい受賞は、長岡仏壇の新しい風が時代に受け入れられてきている証であると言えるでしょう。

*https://kougeihin.jp/craft/0803/ より

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