会期終了間際に駆け込んだ 開館記念展「珠玉のコレクションーいのちの輝き・つくる喜び」 以来。
そしてまた今回も駆け込み!
(理由は言うまでもないですよね…)
若手(年齢という意味ではない)作家を支援・表彰する公募コンクール = F A C E 展。
今年で既に9回目を迎える、
1年前の コロナ禍突入で作家の創作活動に影響を与えたのは間違いない(汗)
一方で応募点数は増えたそう。
巣篭もりがプラスに影響する面もあったか?
前回の訪問でこの展示会を知り、今回初めて鑑賞。
多岐にわたる入賞作83点はどれも個性的。
グランプリを獲得した「sweet potato」はビックリするくらい、実にあっけらかんとした作品。
なのだが一方で、細かいところに芸が効いていて面白かった(作品を生でみて初めてわかる!)
面白かったのは「オーディエンス賞」という来場者のみが参加できる賞。
要は、観客が選ぶ賞。
大賞が作品を生でみないとその面白さが伝わらないので、写真は当ブログが選んだ「オーディエンス賞」
松本 玲子 作「Digging Up」
モネの睡蓮の画風をもっと大胆に展開した?ような画風(と解釈)
選んだポイントは2つで、どちらもその大胆さに舌を巻いたから。
・絵の上半分に存在するグリーンベルト × 2 のカタチの 大胆さ
・絵のセンターを縦に降りていくピンクの「螺旋」の 大胆さ
またも駆け込みだっただけに、会期は今週の日曜 3月 7日まで。
自分の「オーディエンス賞」を発見してみる、というのはいかがでしょうか!