あの教会に乱入するラストシーンはよくテレビで名シーンとして登場する(エレ~~~ン!)
それで知っちゃった気になり、今の今まで本編を見たことがなかった…
えっ!、こんな映画だったのか!!!
一言にいうと、一筋縄ではいかない実に 大人な映画。
ダスティン・ホフマン が主人公のようで、アン・バンクロフト が主人公?
(実際、今作で彼女はゴールデングローブ賞で、主演女優賞を獲得!)
かつ彼女の 一挙一投足は 表情・目線の送り方・仕草のひとつひとつ・セリフ回し まで完璧!
ダスティン・ホフマンも十二分に上手く、多いに笑わせてくれたことを補足しておきます(笑)
(彼も今作で彼はゴールデングローブ賞で、新人男優賞を獲得!)
音楽も素晴らしい。
サイモン&ガーファンクルの歌のみなんだけど、ベンジャミンの心の動きを歌にしたよう…
こちらも名曲・名音楽家 過ぎて、映画同様 敬遠していたことを後悔…
(ソロ後のサイモンのワールドキュージック好きはチェックしていたけど、ね)
音がバンドレベルだけじゃなく、音の入りとか、曲の繋ぎ具合、切るタイミングとかが秀逸だったので調べてみた。
するとプロデュースはテオ・マセロ、デイブ・グルーシン がアレンジ、って凄いスタッフ!
結論:アメリカンニューシネマの傑作。何を今更という感じだが、初めてまともに観たのだから仕方ない(笑)
ガキの頃見てたら 人生 変わってたかもしれない? と思わせる、一筋縄ではいかない、実に 大人な映画。